WordPressは、ビジネス用のサイト、ブログ、ポートフォリオなど、様々な用途に使え、しかも、初心者でも非常に簡単に扱えるソフトウェアです。この記事は、初めてWordPressでWebサイトを作成するための、最も基本的なガイドです。
Webサイトの作成方法を知ることは、フリーランス・自営業者などの小規模企業者にとって、また、中小企業を経営していく上で、最も重要なスキルのひとつとなります。
というのも、
- 自分でWebサイトを構築する方法を知っていれば、Webデザイナーやプログラマーを雇う費用を節約でき、
- Webデザイナーやプログラマーに頼らずとも、市場のトレンドを追い、Webサイトをより新しくしたり、コンテンツを作っていけますし、
- Webデザイナーやプログラマーに依頼すると、思い通りのものができるまでに時間がかかり、更新や修正にも都度依頼するので、なかなか思い通りに運用していけませんが、自分でWebサイトを修正・変更したり、運用していけると、競合他社に先んじることも可能だからです。
WordPressとは何か
WordPressは、会社のWebサイト(日本では「ホームページ」と言われることもあります)やブログを作るための、最も人気のあるCMSです。
CMSとは、Contents Management Systemの頭字語で、日本語では「コンテンツ管理システム」となり、インターネットに公開する記事や写真や動画を管理するためのシステムのことです。
世の中にはMovable Type、XOOPS、Drupal、Joomla!などを始めとする非常に多くのCMSがありますが、WordPressはCMSのマーケットの64.6%を占め、さらに、すべてのWebサイトの40.7%で使われているほど、圧倒的なシェアを誇ります。それだけに、安定していて誰にでも使いやすく、また、ビジネス、ブログ、ポートフォリオ、オンラインストアなど、様々な形態のWebサイトを作ることができる万能のCMSとなっています。
さらに、WordPressは商用・非商用を問わず誰もが自由に使えるオープンソースソフトウェアで、無料で使えます。
「でも、どうやって使ったらよいのか?」とお思いになるかもしれません。
この記事を読んでステップバイステップの手順通りに進めれば、WordPressでWebサイトを作ることができます。
WordPress.orgとWordpress.com
「WordPress」で検索すると、WordPress.orgとWordPress.comがあるのに気づいた方がいるかもしれません。
WordPress.orgはWordPressを配布しているWebサイトで、WordPress.comは同じWordPressを利用していますが、ホスティングも込みになったサービスとなります。WebサイトをホストするサービスがWordPress.comです。
WordPress.comは、契約すればすぐにWebサイトを立ち上げられる利点がありますが、ホスティングを別にしたほうがカスタマイズの自由度が大きいですし、料金も安いので、WordPress.comよりも、WordPress.orgを利用するのがおすすめです。ですので、ここでは、WordPress.orgを利用してWebサイトを構築する方法で進めます。
初心者のためのWordPressの使い方
WordPressを使ってWebサイトを作るには様々な方法がありますが、まったくの初心者がWordPressを使い始める際には、当然のことですが、不安がつきまといます。しかし、以下の手順に沿って進めれば最終的にはWebサイトが完成していますので、安心して進めてください。
WordPressによるWebサイトの構築方法手順
- ドメインを取得しレンタルサーバーと契約する
- WordPressをインストールする
- テーマを選ぶ
- 記事を追加する
- 基本的な設定をする
- プラグインをインストールする
- ページ読み込み速度を上げる
- 実例を参考にする
- WordPressでWebサイトを構築するヒント
1. ドメインを取得しレンタルサーバーと契約する
まずは、ドメインとレンタルサーバーを手に入れなくてはなりません。これは、Webサイト構築の最も初めに、かつ、同時に行うこととなります。
ドメインとは何か
ドメイン名は、Webブラウザのアドレスバーに入力してWebサイトにアクセスするWebサイトのいわば住所(アドレス)のことです。ただし、「https://」などの文字列は除きます。
例えば、このWebサイトのドメイン名は「re-prog.net」です。

レンタルサーバーとは何か
Webホスティングサービスのことを、日本語では「レンタルサーバー」と言うことが多いため、ここでは「レンタルサーバー」と表現することにします。
ドメイン名が住所だとすると、レンタルサーバーは家です。あらゆるWebサイトにはレンタルサーバーが必要です(もちろん「レンタル」しないサーバーもありますが、話がややこしくなりますので、一律「レンタルサーバー」で進めます)。
というのも、住所があっても家がなければ、その場所に訪れても空き地なわけで、家があっても住所がなければ誰もその家にはたどり着けません。Webサイトは住所と家の両方があって初めて成り立つのです。ドメインとレンタルサーバーのどちらが欠けてもいけません。
ドメインとレンタルサーバーの費用
ドメインは年間1,000円程度からと非常に安価です。レンタルサーバーの料金は、WordPressに最適なものを選定しましたので、以下を参考にしてください(投稿当時の金額となりますので、詳細は各サービスの料金ページをご確認ください。また、初期費用は含んでいません)。
- 1. エックスサーバー
- 10,560円(X10プラン、12ヶ月)
- 2. ロリポップ!
- 9,900円(ハイスピードプラン、12ヶ月)
- 3. ConoHa WING
- 10,260円(ベーシックプラン、12ヶ月)
- 4. mixhost
- 12,936円(スタンダードプラン、12ヶ月)
- 5. CORESERVER(コアサーバー)
- 10,296円(CORE-Yプラン、12ヶ月)
- 6. ColorfulBox(カラフルボックス)
- 13,992円(BOX2プラン、12ヶ月)
- 7. JETBOY
- 11,760円(スタンダードSSD、12ヶ月)
およそ年間1万円程度です。
レンタルサーバーは他にもありますが、ここに紹介したものから選ぶと、まず間違いはありません。試用期間がありますので、全てを使ってみて最終的にどのサーバーが良いのか決めるのもよいですし、フィーリングで決めても構いません。
無料でできませんか?
できなくはありませんが、1円もかけないとすると、ドメインは自由に選べず、アクセスするにもなかなかページが表示されず、広告が出たり、突然サービスが終了になるなど、サーバーにも制限が多いということを覚えておいてください。そもそも、子供が趣味で遊ぶためのものではないのですし、WordPressで小規模なWebサイトを作るのであれば、かかる経費は少額です。
後述するテーマについても、無料のものより有料のほうが使いやすく、機能も豊富で、僅かな額をケチったばかりにカスタマイズに時間を費やす羽目になり、安物買いの銭失いになってしまいます。必要なところに必要な資金を投じなければ、ビジネスは上手くいきません。
ドメインとサーバーを別々に管理する
後々サーバーを変更した場合や、複数のサーバーを利用する場合、あるいは、多数のサイトを運用することを考えると、ドメインはドメイン業者で一括して管理するという方法もあります。ただ、今回は、WordPressでWebサイトを作るという目的を最優先として、それぞれのレンタルサーバーに見合ったドメインの取得方法を紹介していきます。
上に挙げた5つのレンタルサーバーそれぞれの契約方法を紹介します。まずはどのレンタルサーバーと契約するのがよいか決めてください。そして、どんなドメイン名にするかも決めてから、以下に進んでください。
ドメイン名はバリュードメインなどで、空きドメインをあらかじめ検索しておくとスムーズに進められます。

ドメインとサーバーの契約手順
1. エックスサーバー
エックスサーバーのWebサイトにアクセスし、「お申し込みはこちら」ボタンをクリックし、次のページで「初めてご利用のお客様」の部分から「10日間無料お試し 新規お申込み」ボタンをクリックします。

お申し込みフォームを開いたら、「サーバーID」と「プラン」を決め、「Xserverアカウントの登録へ進む」をクリックします。

- サーバーID:そのままでもよいですし、わかりやすい文字列に変更してもOKです。
- プラン:予算に合わせて選定します。一般的な自社サイトやポートフォリオなど小規模なWebサイトを運用予定でしたり、とりあえず試してみたいのでしたらX10で、ヘビーに使いたいのであればX20またはX30を選びます。
- WordPressクイックスタート:試用期間がありませんので利用しません。
次に、「お客様情報」を入力します。

入力したメールアドレス宛に届いた確認コードを入力し「次へ進む」をクリックします。

電話番号を必要に応じて変更し、SMSもしくは音声で「認証コードを取得」します。

SMSもしくは音声通話で届いた認証コードを入力し、「認証して申し込みを完了する」ボタンをクリックします。

お疲れ様です。これで申し込みが完了となります。今後の流れが書いてありますのでよく読みます。

しばらくすると「サーバーアカウント設定完了のお知らせ」メールが届きますので、確認します。
2021年5月6日18:00までにサーバーを申し込んだ場合、2021年6月30日までドメインが永久無料となっています。なお、試用期間中はドメインを取得できません。また、X20、X30プランの場合は、ドメインが永久無料となっています。
キャンペーンは時折行っているようですが、キャンペーンを行っていなくともドメインは安価です。以下には通常のドメイン取得方法を説明します。
ドメインはどのドメイン販売業者で購入しても利用できますが、エックスサーバーの場合は、エックスサーバードメインで取得すると管理や設定が行いやすくなっています。
「サーバーアカウント設定完了のお知らせ」メールに記載のXserverアカウントにログインします。

「サービス一覧」から「Xdomain」をクリックします。

「エックスドメインを申し込む」をクリックします。

希望ドメインを検索し、取得するドメインにチェックを入れ、「ネームサーバーの設定」を「『エックスサーバー』を設定する(標準)」とし、「お申込み内容の確認とお支払いへ進む」をクリックします。

2. ロリポップ!
ロリポップ!にアクセスし、「お申込み」、「まずは無料で体験する」、「10日間無料でお試し」、「お申込みにすすむ」などのボタンをクリックし、プランを選択します(おすすめはハイスピードプランです)。

「ロリポップ!のドメイン」「パスワード」「連絡先メールアドレス」を入力し、「規約に同意して本人確認へ」ボタンをクリックします。

SMS認証のための「電話番号」を入力し、「認証コードを送信する」ボタンをクリックします。

SMSで届いた認証コードを入力し、「認証する」ボタンをクリックします。

申し込み内容を入力し、入力内容を確認します。

内容を確認して問題がなければ「無料お試し開始」ボタンをクリックします。

申し込みが完了したら、メールが届きますので、確認しましょう。
次に、ユーザー専用ページにログインします(申し込み完了画面からユーザー専用ページにそのままログインできます。また、「お申込み完了のお知らせ」メールにユーザー専用ページの情報が記載してあります)。
ドメインを取得するには、ユーザー専用ページの「独自ドメインを設定する」ボタンをクリックし、次のページで「欲しいドメインを検索する」からドメインを検索します。

ムームードメインのWebサイトが開きますので、カートに追加し、ユーザー登録して購入します。

独自ドメインの設定については、マニュアルに詳しく記載されていますので、確認しつつ設定をしていきましょう。
3. ConoHa WING
ConoHa WINGにアクセスし、「お申し込み」「今すぐお申し込み」などのボタンをクリックし、「初めてご利用の方」から登録を始めます。

ただし、ConoHa WINGは試用期間がありませんので、契約と同時に料金が発生します。
4. mixhost
mixhostにアクセスし、「お申し込み」「今すぐmixhostをお申し込み!」などのボタンをクリックし、申し込みページを開きます。試用期間はありませんが、30日間返金保証があります(ドメイン料金以外)。
現在はプレミアムプランが半額で、12ヶ月以上の契約でドメインが永久無料となっています。また、契約と同時にWordPressをインストールできるので、他のサーバーより割合簡易に、WordPressによるWebサイト作成を開始できます。
申し込みページを開いたら、「スタンダード」または「プレミアム」を(今後大規模なWebサイトを構築予定であれば、適宜上位プランを)選択し、「WordPressクイックスタート」を「利用する」とします。

- サイトタイトル:Webサイトのタイトルを入力します。
- ユーザー名:半角文字列で任意のユーザー名を入力します。WebサイトのURLと同様に、「tokio ashiya」といったような空白文字は使わず、「tokio-ashiya」「tokioashiya」などとしたほうが安全です。
- パスワード:不正アクセスを避けるため、必ず強力な文字列にしましょう。
ドメインは予め考えておいたものを「新しくドメインを取得する」から入力しますが、空き状況を検索してからの取得も可能です。ドメインを選択したら、「Whois情報公開代行無料/1年」にチェックを入れます。

会員事項を入力し、「お申し込み内容」を確認したら、「次へ」ボタンをクリックして先へ進みます。

クレジットカードか銀行振込を選び、「お申込み」ボタンをクリックすると、申し込みが完了します。届いたメールに詳細が記載されていますので、確認しましょう。
インストールしたWordPressは、cPanelからも確認できます。「マイページ」→「サービス」→「マイサービス」→該当のサービスをクリックし「cPanelにログイン」→「Softaculous Apps Installer」の「WordPress」となります。

WordPressインストーラーページの「現在のインスタレーション」にインストール済みWordPress一覧が表示されており、「管理者」アイコンをクリックするとWordPress管理画面にログインできます。

5. CORESERVER(コアサーバー)
CORESERVER(コアサーバー)にアクセスし、「30日間無料お試し」「お申込みはこちら」などのボタンをクリックし、バリュードメインのユーザー登録画面に進みます。
新規登録の場合「外部サービスでログイン」もしくは「新規ユーザー登録」から登録を進めます。以下は、「新規ユーザー登録」からの登録です。

Amazonアカウントで登録、もしくは、任意のユーザー名などを入力して登録します。

- ユーザー名:任意の半角英数文字で入力します。
- パスワード:強力な文字列を入力します。
- メールアドレス:メールアドレスを入力します。
- GMO IDに登録する:チェックを入れても入れなくともどちらでもOKです。
入力確認を行い登録後、支払情報を入力し、ユーザー情報入力と進めます。登録完了したらログインし、メールアドレス認証を行います。

メールアドレス認証が完了したら「サーバーの更新画面へ」をクリックし、SMS認証を行います。

SMS認証の完了後、「コントロールパネルトップへ」をクリックするなどして、コントロールパネルトップへ移動します。

「コアサーバー新規取得」もしくは「サーバー」の「コアサーバー」をクリックします。

「コアサーバーV2のアカウント作成」ページから、サーバーを選んで取得を進めます。おすすめは「CORE-Yプラン」です。

必要箇所に入力し、「30日間のお試し登録をする」をクリックして登録します。

- 自動更新期間:長期契約のほうが月当たりの料金が安く、お得です。
- 希望アカウント名:任意のアカウント名を入力します。
- ValueAuthの無料登録を行う:よりセキュリティを確保したい場合は、チェックを入れて登録します。
メールが届きますので、内容を確認しましょう。
引き続きドメインを取得していきます。コントロールパネルの「ドメイン新規取得」もしくは「ドメイン」から「ドメインの登録」をクリックします(左ナビゲーションのメニューからも遷移可能です)。

ドメイン検索を行い、取得します。
取得後は、ドメインとサーバーを紐付ける作業を行います。以下の通りに行いましょう。
6. ColorfulBox(カラフルボックス)
ColorfulBox(カラフルボックス)のWebサイトにアクセスし「お申込み」ボタンから申し込み手続きを始めます。「東日本」「西日本」どちらでも構わず、「BOX2」以上のプランがおすすめです。

プランを選択したら「次へ」ボタンをクリックし、ドメインの新規登録がありますが、後からでもドメインの取得と設定が可能ですので、ここでは「無料のサブドメインを使用する」を選択して進めます。
ドメインがすでに決まっていて、とにかく早くWordPressでWebサイトを立ち上げたいという場合は、「新規登録ドメインを使用する」を選択しましょう。

「サブドメイン」に使う文字は、半角英小文字とダッシュ(-)にしておいたほうが安心です。サブドメインを入力したら「次へ」をクリックして先に進みます。
オプション設定の「WordPress快速セットアップ」で「WordPress自動インストール」を選びます。

「カートの確認」ページに遷移しますので、「お申込内容の確認」ボタンをクリックして先に進みます。

まずはSMS認証を行い、登録を進めます。

必要項目に入力し、「注文を確定する」ボタンをクリックします。

何通かメールが届きますので、確認しましょう。そのうち、「アカウント仮登録が完了しました」メールを確認し、記載のリンクにアクセスして本登録を完了させましょう。

後からドメインを取得し利用する場合は、マニュアルの「ドメインのご利用方法」の通り進めましょう。
7. JETBOY
JETBOYにアクセスし、「無料トライアルお申し込みはこちら」をクリックして申し込みを開始します。
「はじめての方」をクリックし、ユーザー情報登録に進みます。

個人もしくは法人を選んで進みます(フリーランス・個人事業主は「個人」です)。

必要項目を入力し「入力内容の確認へ」ボタンをクリックします。

問題なければ「決定」ボタンをクリックして登録を進めます。認証メールが送信されますので、メールに記載の認証URLにアクセスし、登録認証コードを入力して「認証」します。

ユーザー登録認証を完了したら、案内の通り、お申し込みフォームへ進みます。
プランは「スタンダードSSD」以上がおすすめです。とにかく安価にということでしたら、月額290円の「ミニSSDプラン」を申し込むとよいでしょう。将来必要になった際にアップグレードができます。

サブドメインを選択し、申込内容を確認したら、支払い用のクレジットカードを登録し、申し込み完了となります。メールが届きますので内容をよく確認しましょう。

JETBOYではドメインの取得ができませんので、バリュードメインなどで取得し、設定する必要があります。
↑ 目次:WordPressによるWebサイトの構築方法手順
2. WordPressをインストールする
ドメインとサーバーの準備ができて、いよいよWordPressをインストールする段階に来ました。
インストールにはいくつかの方法がありますが、上記のどのレンタルサーバーを使っていようとも、サーバーの管理画面から簡単にインストールができます。
WordPressのインストール手順
1. エックスサーバー
Xserverアカウントにログインし「サーバー管理」をクリックします。もしくは「サーバーアカウント設定完了のお知らせ」メールに記載の「サーバーパネル」に直接ログインします。

サーバーパネルの「WordPress簡単インストール」をクリックします。

ドメインを選択します。独自ドメインを取得している場合は2つ表示されますので、取得したドメインを選びます。

「WordPressインストール」タブをクリックし、「ブログ名」「ユーザー名」「パスワード」「メールアドレス」を入力します。それ以外はそのままで大丈夫です。「ブログ名」「パスワード」「メールアドレス」は後から変更できます。
パスワードは最初から強力な文字列にしておいたほうが安心です。「パスワード生成」などでGoogle検索すると、数多くのパスワード生成サイトが見つかりますので、これらを利用すると簡単です。

すべて入力できたら「確認画面へ進む」をクリックして先に進み、インストールします。

インストールが完了したら、管理画面にログインしてみましょう。

フロントページ(トップページ、ホームページ)を確認すると、「このウェブスペースへは、まだホームページがアップロードされていません。」と表示されたままのことがあります。この場合は、Webブラウザのキャッシュの影響で古いページが表示されていると思われますので、Webブラウザのキャッシュを削除してリロードしましょう([Shift]+[F5]などでスーパーリロードするのが早いです)。
2. ロリポップ!
ユーザー管理ページホームの「WordPressをインストール」ボタンをクリック、もしくは、その他ページの左ナビゲーションにある「サイト作成ツール」→「WordPress簡単インストール」をクリックし、「WordPress簡単インストール」ページを開きます。


「WordPress簡単インストール」ページで、必要事項に入力し、「入力内容確認」ボタンをクリックします。

- サイトURL:空欄でOKです。
- 利用データベース:「新規自動作成」でOKです。
- サイトのタイトル:Webサイトのタイトルを入力します。例えば「◯◯株式会社」など。
- ユーザー名:指定の半角文字で入力します。
- パスワード:誕生日など簡単なものは不正アクセスを招きますので、強力なものにしましょう。
- メールアドレス:ご自身のメールアドレスを入力します。
- プライバシー:後から変更可能ですので、チェックを外して、完成するまでGoogleなどの検索エンジン検索結果ページに表示されないようにします。
確認画面で入力内容を確認し、問題なければ「承諾する」にチェックを入れ、「インストール」します。「ユーザー名」「パスワード」は安全に保管しておきましょう。

インストールが完了したら、Webサイトを確認し、「管理者ページURL」からWordPress管理画面にログインしてみましょう。


3. ConoHa WING
ConoHa WINGは試用期間がありません。気軽に試してみることができませんので、他のレンタルサーバーをまずは試してみて、満足できなければConoHa WINGと契約するということも可能です。
4. mixhost
mixhostは申し込みと同時にWordPressのインストールが可能です。
5. CORESERVER(コアサーバー)
CORESERVERコントロールパネルにログインし、「ツール」→「アプリインストール」と進み、「WordPress」をクリックします。

「このアプリケーションをインストール」をクリックします。

日本語翻訳が少々怪しいのですが、必要な項目に入力し、WordPressをインストールします。

- ドメイン:「http://ドメイン/」を選択します。
- ディレクトリ(オプション):空欄にします。
- バージョン:最も新しいものにします。
- 言語:「Japanese」とします。
- WordPress 5.7 EULA:使用許諾契約書に同意とします。

- 自動アップデート:「任意のマイナーバージョンやセキュリティリリースへのバックアップや更新を作成します。(推奨)」を選択します。
- WordPressプラグインの自動更新:「バックアップを作成し、新しいバージョンが利用可能になるとWordPressプラグインを更新。」を選択します。
- WordPressテーマ自動更新:「バックアップを作成し、新しいバージョンが利用可能になるとWordPressのテーマを更新します。」を選択します。
- Automatic Update Backup:「Create a backup and automatically restore the backup if the update fails.」を選択します。

- 管理者ユーザー名:半角英数字で入力します。空白は使わないほうがよいです。
- 管理者パスワード:強力なパスワードを入力します。
- 管理者の電子メール:メールアドレスを入力します。
- ウェブサイトのタイトル:Webサイトのタイトルを入力します。
- ウェブサイトのタグライン:キャッチコピーを入力します。
- Two-Factor Authentication:「Do not enable two-factor authentication.」を選択します。
- ログイン試行回数を制限する?:「はい、制限が強化されたセキュリティのためのログイン試行に失敗しました。 (推奨)」を選択します。
- マルチサイトを有効にしますか?:「いいえ、有効にしないでください。マルチサイトは、ワードプレスの中に、後で有効にすることができます。 (推奨)」を選択します。

- 高度な設定管理:「自動的に私のための高度な設定を管理します。」を選択します。
入力し終えたら「インストール」ボタンをクリックしてインストールします。インストールが完了したら、Webサイトと管理画面を確認してみましょう。

6. ColorfulBox(カラフルボックス)
WordPressは申し込み時にインストールしていますので、確認してみます。
もしWordPressのインストールを済ませていないのでしたら、マニュアルの「簡単自動インストール」の通りに進めましょう。
WordPressの管理画面URLは、https://ドメイン/wp-admin/となります。保管しておいたユーザー名またはメールアドレスとパスワードでログインします。

7. JETBOY
アカウントパネルにログインし(アカウントパネルは「無料トライアルお申込み完了のお知らせ」メールに記載されています)、「サーバー管理」から「サーバーパネルログイン」をクリックします。

「WordPress自動インストール」とありますが、現状では、インストールされるWordPressのバージョンが低いなど問題がありますので、cPanel経由でのインストールをおすすめします。
「cPanelログイン」をクリックします。

cPanelを開いたら、一番下までスクロールし、「SOFTACULOUS APPS INSTALLER」の「WordPress」をクリックします。

WordPressのページで「今すぐインストール」をクリックします。

必要事項を入力し、「インストール」をクリックしてインストールします。

- インストールしたいバージョンを選択して下さい。:最新バージョンにします。
- Choose Installation URL:インストールするURLを設定します。「プロトコル」はSSLの「https://」とし、「ドメイン」はご自身のドメイン、「ディレクトリ」は空とします。これによって、https://ドメイン/でアクセスすると、WordPressのWebサイトが表示されます。
- サイト名:サイト名を入力します(後から変更できます)。
- サイト説明:Webサイトのキャッチコピーを入力します(後から変更できます)。
- マルチサイトを有効にする(WPMU):チェックを外します。
- Admin Username:半角英小文字とすると安心です。空白文字は使わないほうがよいです。
- Admin Password:強力な文字列とします(後から変更できます)。
- 管理者Eメール:メールアドレスを入力します(後から変更できます)。
- 言語の選択:「Japanese」とします。
- Select Plugin(s):いずれも不要ですので、チェックを外します。
- アドバンスドオプション:特に変更不要です。
- テーマの選択:不要です。
インストールはすぐに終わりますので、Webサイトにアクセスして確認します。

↑ 目次:WordPressによるWebサイトの構築方法手順
3. テーマを選ぶ
WordPressには「テーマ」という機能があり、着せかえ人形のように、様々なスタイルのWebサイトにでき、それだけではなく、各テーマに応じて機能も追加されますので、テーマを変更することで、ご自身の理想とするWebサイトに近づけていくことができます。
テーマとは何か
WordPressのテーマとは、Webサイトのレイアウトやデザインを変更するための仕組みです。テーマ機能では、レイアウト、文字の種類や大きさ、色、その他のデザインを含めたWebサイトの外観を中心にカスタマイズできます。
テーマ変更の方法
WordPressには最初からいくつかのテーマが含まれていて、インストール直後には、自動的に最新のテーマが適用されます。このままでもよいのですが、ビジネスの目的に合わない場合がほとんどですので、カスタマイズするか、別のテーマを適用することになります。
幸いなことに、国内海外・有料無料問わず、無数のテーマがありますので、ビジネスに合った、あるいは、顧客の要望に合った、魅力的なテーマが見つかります。様々なビジネスに使える汎用性の高いテーマや、ECサイト、ポートフォリオサイトなど、ビジネスに適したテーマなどを別途紹介します。
さて、WordPress.orgでも無料のテーマが多数配布されていて、WordPress管理画面からアクセスできるようになっています。WordPressの管理画面は、https://ドメイン名/wp-admin/(SSLを適用していない場合はhttp://ドメイン名/wp-admin/)でアクセスできます。
管理画面にアクセスし、ダッシュボードを開いたら、「外観」→「テーマ」と辿り、テーマのページを開きます。

別のテーマを適用するにはテーマ画像にマウスを乗せ、「有効化」ボタンをクリックします。

別のテーマをインストールするには「新規追加」もしくは「新しいテーマを追加」から行います。

「テーマを追加」ページでは、テーマのアップロードと、WordPress.orgのテーマディレクトリに掲載されているテーマを検索し、適用できます。

テーマを決めたら、インストールしてカスタマイズしていきます。インストールやカスタマイズの方法は、テーマごとに異なりますので、その手順に沿って進めてください。大抵は、完成見本のデモサイトや手順を細かく記したドキュメントがありますので、そちらを確認しましょう。
ここでは最初から適用されているデフォルトのテーマで進めていきます。
以下は、Twenty Twenty-Oneテーマでの例となります。
↑ 目次:WordPressによるWebサイトの構築方法手順
4. 記事を追加する
投稿と固定ページの違い
WordPressには様々な投稿タイプがありますが、ここでは、コンテンツを投稿するための「投稿」と「固定ページ」の2種類の形態に絞って説明します。
投稿は、時系列順に表示される投稿タイプです。例えば、ニュースやブログなどの、新しいものから順に表示していく動的なコンテンツに適しています。固定ページは、時系列ではないコンテンツを掲載するための形式で、商品詳細や会社概要などの静的なコンテンツに適しています。
投稿する
Webサイトのホーム、「ホームページ」「トップページ」WordPressでは「フロントページ」とも言いますが、これを投稿にするか、任意の固定ページにするか決めます。これは「設定」→「表示設定」の「ホームページの表示」で設定することができます。デフォルトでは投稿になっていますので、まずは投稿で進めていきます。
「投稿」→「新規追加」から記事を作成することができます。タイトルを追加し、写真を挿入し、フォーマットを変更したり、様々な形式で投稿を作っていくことができます。
「下書き保存」で公開されずに保存でき、「公開」ボタンをクリックすると、すぐに記事が公開されます。

次に、固定ページにコンテンツを追加してみます。「固定ページ」→「新規追加」で作成できます。新規追加・編集画面は「投稿」とほぼ同じです。

5. 基本的な設定をする
WordPressは様々な設定をすることができますが、まずは基本的な設定を済ませてしまいます。
サイトのタイトルとキャッチフレーズを確認する
「設定」→「一般設定」から「サイトのタイトル」と「キャッチフレーズ」を確認します。変更する場合は「変更を保存」ボタンをクリックしましょう。

タイムゾーンを設定する
レンタルサーバーによっては、日本時間になっていない場合がありますので、確認しておきます。「設定」→「一般設定」から「タイムゾーン」が日本時間でない場合は、「東京」もしくは「UTC+9」として日本時間に合わせます。

ピンバック・トラックバックを無効にする
スパムなど無用な通知がなされることも多いので、「設定」→「ディスカッション」から「 新しい投稿に対し他のブログからの通知 (ピンバック・トラックバック) を受け付ける」のチェックを外します。

コメントを有効・無効にする
同じく「ディスカッション設定」ページで投稿へのコメントを、有効にするか無効にするかを設定できます。

パーマリンクの設定をする
「設定」→「パーマリンク設定」から、初期状態の「日付と投稿名」から「投稿名」に変更します。「日付と投稿名」の場合、日付を変更した際、URLに日付が変更されず残ってしまうのと、無意味な数字がURLに記載され、かつURLが長くなることで、SEO的に不利になるからです。

検索エンジンから認識されるようにする
「設定」→「表示設定」から「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」のチェックを外し、検索エンジンから認識されるようにします。ただし、Webサイト完成まで検索エンジンの検索結果ページ(SERP)に掲載されないようにしたい場合は、完成するまでチェックを入れておきます。

ナビゲーションメニューを作成する
使用しているテーマによって見た目や機能は変わりますが、ナビゲーションメニューの作成方法はおよそ共通です。「外観」→「メニュー」もしくは、「外観」→「カスタマイズ」から行います。テーマによっては別に設定項目がある場合もあります。以下では、「外観」→「カスタマイズ」(「カスタマイザー」と称します)の例です。
「外観」→「カスタマイズ」→「メニュー」をクリックします。

「メニューを新規作成」をクリックします。

「メニュー名」に任意の名前をつけ、「メニューの位置」を選択し、「次」ボタンをクリックします。

「項目を追加」をクリックします。

任意のページや投稿をクリックし、メニューに追加し、「公開」をクリックします。

作成したメニューが表示されていることを確認します。

これらはWordPressの管理画面からできることのほんの一部です。その他の設定やカスタマイズについては、追々進めていきましょう。
↑ 目次:WordPressによるWebサイトの構築方法手順
6. プラグインをインストールする
プラグインとは、WordPressのWebサイトに各種機能を追加できるソフトウェアのことです。様々な機能を追加できる58000個以上のプラグインが用意されています。
最初からインストールされているプラグインを、管理画面の「プラグイン」→「インストール済みプラグイン」から見ることができます。

Akismet Anti-Spam (アンチスパム)はスパムを防止するためのプラグインです。Webサイトのコメントを有効にするのであれば、有効なプラグインです。Hello Dollyはプラグインのサンプルです。特に有用な機能はありませんので、削除してしまいます。
お使いのサーバーによっては、他にもいくつかインストールされているプラグインがあります。
- 1. エックスサーバー
-
- TypeSquare Webfonts for エックスサーバー
- モリサワのWebフォントサービス「TypeSquare」が使えるプラグインです。
- 2. ロリポップ!
-
- Site Kit by Google
- Googleでのサイト管理やアクセス解析に必要なツール一式を簡単に導入できるプラグインです。
- SiteGuard WP Plugin
- セキュリティ管理用プラグインのひとつです。
- WP Multibyte Patch
- WordPressの日本語対応プラグインです。WordPressを日本語で利用するのに必須ですので「有効化」します。
- 3. ConoHa WING
-
- ConoHa WINGコントロールパネルプラグイン
- WordPressインストール時に任意でインストールできるサーバー設定用のプラグインです。
- ConoHa WING 自動キャッシュクリア
- WordPressインストール時に任意でインストールできるキャッシュ設定用のプラグインです。
- SiteGuard WP Plugin
- セキュリティ管理用プラグインのひとつです。
- TypeSquare Webfonts for ConoHa
- モリサワのWebフォントサービス「TypeSquare」が使えるプラグインです。
- WP Multibyte Patch
- WordPressの日本語対応プラグインです。WordPressを日本語で利用するのに必須ですので「有効化」します。
- 4. mixhost
- 追加でインストールされるプラグインはありません。
-
- 5. CORESERVER(コアサーバー)
-
- Limit Login Attempts Reloaded
- WordPressインストール時に「ログイン試行回数を制限する?」に肯定した場合、インストールされるプラグインです。
- 6. カラフルボックス(ColorfulBox)
-
- Limit Login Attempts Reloaded
- cPanelの設定で「ログイン試行回数を制限する?」に肯定した場合、インストールされるプラグインです。
- 7. JETBOY
- 追加でインストールされるプラグインはありません。
-
プラグインを有効化する方法
「プラグイン」→「インストール済みプラグイン」から、有効化するプラグインの「有効化」をクリックします。

プラグインを削除する方法
「プラグイン」→「インストール済みプラグイン」から、削除するプラグインの「削除」をクリックします。

追加でインストールを検討するプラグイン
いくつかの代表的なプラグインを紹介します。必要に応じてインストールし、機能を試してみるとよいでしょう。
- WP Multibyte Patch
- マルチバイト文字(日本語など)の機能を強化するプラグインです。日本語のWordPressにはほぼ必須ですので、インストールして有効化します。
- Contact Form 7
- お問い合せフォームなどのコンタクトフォームを実装できるプラグインです。
- MW WP Form
- 同様にメールフォームを実装できるプラグインです。
- All in One SEO
- WordPressでのSEO(検索エンジン最適化)に最も使われているプラグインです。
- The SEO Framework
- All in One SEOプラグインよりサーバーへの負荷が少なく、十分な機能を持つSEO用のプラグインです。
- WooCommerce
- EコマースWebサイト(ECサイト、日本語では「ネットショップ」とも言われます)用の定番プラグインです。
プラグインを追加する方法
「プラグイン」→「新規追加」から検索してインストールします。

↑ 目次:WordPressによるWebサイトの構築方法手順
7. ページ読み込み速度を上げる
Webサイトの読み込み速度が遅ければ遅いほど、訪問者はイライラしてWebサイトを見るのを諦め、別のWebサイトに移動してしまいます。また、ページの読み込み速度が遅いと、SEO(検索エンジン最適化)にマイナスとなりますので、できるだけ対策をしておくのがよいでしょう。
ページの読み込み速度を上げるには、Webブラウザやサーバーに一時的にデータを保存(キャッシュ)しておいて、保存したデータを読み込むことでページ表示速度を上げる、キャッシュプラグインを利用するのが有効です。
キャッシュ用のプラグインは、例えば以下のものがあります。
いくつかのプラグインを試して、Google PageSpeed Insightsで客観的にページ速度を測定し、効果の良いプラグインを選ぶとよいでしょう。
↑ 目次:WordPressによるWebサイトの構築方法手順
8. 実例を参考にする
WordPressテーマのデモサイトは非常によくできているので、まずはこれらを見てみるとインスピレーションが湧いてきます。全般的に、日本製のテーマより海外のテーマのほうがデザインや機能的に優れていますので、海外テーマを中心に見てみるとよいでしょう。
Divi

Diviは、デザインに慣れているプロでも初心者でも同様に、効率的にデザインを作成することができる優れたビジュアルエディタが備わったWordPressテーマです。デザインをリアルタイムで編集することができ、オプションも豊富なので、あらゆるWebサイトを容易に作成できます。
Astra

Astraは、150以上のデザインをすぐにインポートして使えるテーマですので、思い描いているデザインに簡単に近づけることが可能です。またEコマース用WebサイトのWooCommerceと連携しているので、ネットショップを作成して商品を販売することもできます。
Avada

Avadaは、初心者、マーケター、プロの技術者いずれにも適しており、より多くのリードやコンバージョンを目指し、売上を増やすことを目的として活用できる、優れたテーマです。120以上のデザイン要素を使い、様々な要望に合わせて簡単にカスタマイズができます。
Flatsome

Flatsomeは、オンラインストアに威力を発揮するテーマです。技術者でなくとも、コーディングなしで素早く構築できるので、ネットショップをすぐに立ち上げたいという要望に最も適したテーマのひとつです。
Ultra

Ultraは、Webサイトを素早く美しく簡単に作成できるWordPressテーマです。数多くのレイアウトパターンがあり、しかも簡単に変更でき、多くの機能拡張アドオンが付属しています。
↑ 目次:WordPressによるWebサイトの構築方法手順
WordPressでWebサイトを構築するヒント
Webサイトに訪れた顧客を惹き付けるために、そして、顧客本位のWebサイトにするために、いくつかのヒントを紹介します。
- ビジネスに合ったWordPressテーマを選定しましょう。まずはここからです。顧客がどのように使うか、顧客からどう見えるかを考え、テーマ選びには十分時間をかけます。
- 最も重要なのはフロントページ(ホームページ、トップページ)です。作成には時間をかけて、納得できるものを作成します。
- Webサイトのパフォーマンスには十分配慮しましょう。余計なものを詰め込みすぎて、表示速度が遅くなれば、それだけビジネスチャンスを失います。
- セキュリティに気をつけましょう。特に、決済や個人情報を取り扱うECサイト(ネットショップ)では、不正アクセス対策を行います。覚えやすいからといってパスワードを簡単なものにするのはNGです。
- Webサイトは定期的にバックアップしましょう。レンタルサーバーのバックアップ機能や、WordPressにもバックアップ用のプラグインがありますので、活用します。
- SEOで不利になりますので、URLやアップロードする画像などのファイル名には、日本語や空白文字を使わないほうがよいでしょう。
- SEOについて学ぶことで、Webサイトを検索エンジンに最適化し、コンバージョンを高めることができます。
- Webサイトがスマートフォンなどモバイル端末できちんと表示されているかを確認しましょう。
- ビジネスや顧客に応じて最適な方法でWebサイトを構成しましょう。ブロガーであれば投稿を利用し、企業オーナーであれば固定ページを利用します。
- Webサイトへのトラフィック(アクセス)はGoogle Analyticsなどで記録しましょう。どのページがよく見られているか、訪問者がすぐに離脱してしまっていないかなどを検証することができ、改善の手がかりが得られます。
WordPressでWebサイトを作りましょう
顧客との繋がりを深め、新規顧客に好印象を持ってもらうためには、優れたWebサイトが必要です。その最初の一歩としてWordPressを使えば、Webサイトを立ち上げるのはそれほど難しいことではありません。
WordPressは、Webサイト構築の深い知識がなくても、ビジネスに合ったあらゆるWebサイトを作成できる、懐の深いCMSです。ぜひご自身でWebサイトを作り上げ、ビジネスを成長させてください。