マーケティングは企業や非営利組織が存続するために不可欠の、カスタマーライフサイクルに伴う顧客と企業との関係を充実させるための総合的な活動です。
A
A/B Tests
A/Bテスト
A/Bテストは、スプリットテストとも言われています。特定の期間にランダムに分けられたオーディエンスに複数のバリエーションを提示し、これらを比較する実験です。Webページ、電子メール、広告などをそれぞれにバリエーションを設け、いずれがよりビジネスに最も良い結果をもたらすかをテストします。
Abandoned Cart
カゴ落ち
ECサイト(EコマースWebサイト)に訪問した顧客がカートに商品を追加したにも拘らず、決済に進まず購入しないことがあります。これが、カゴ落ちです。カートをお気に入りリスト代わりに利用している場合もあります。
Above the Fold
アバブザフォールド
Webサイト閲覧時に、スクロールせずに確認できる画面の領域が、アバブザフォールドです。ファーストビューと言うこともあります。大抵は、Webサイトコンテンツに最も関連性が高く重要な情報を配置しています。
Account-Based Marketing (ABM)
アカウントベースドマーケティング(ABM)
アカウントベースドマーケティング(ABM)は、顧客のペルソナを作成後、ターゲットをブランドに引き寄せるために広範にアプローチするのではなく、理想的な顧客像(ICP)に基づいて、リードとの関係性を強固にしていく方法を探ることに焦点を当てたマーケティング手法です。
Activity Feed
アクティビティフィード
訪問者やリードのWebサイトでの行動や電子メールの開封などをリアルタイムでフィードに集約したものが、アクティビティフィードで、ユーザーの行動を把握するのに有効な仕組みです。
Ad
広告
電話、FAX、郵便物、新聞や雑誌、電子メール、インターネットなどの様々な媒体を使って顧客とコミュニケーションを取るための方法のひとつが、広告です。デジタルマーケティングでは、ディスプレイ広告や検索も含まれます。
Ad Click
広告クリック
ディスプレイ広告のクリック数の合計が、広告クリックです。ディスプレイ広告が検索結果ページに表示されたときに、顧客がその広告をクリックする回数を見て、トラフィックやリードやコンバージョンを追跡する方法としてよく使われています。
Ad Copy
広告コピー
電子メールの件名、ディスプレイ広告のテキストなど、広告の写真やイラストなど、デザイン要素とは区別される顧客への広告メッセージの言葉が、広告コピーです。
Ad Extensions
広告表示オプション
広告表示オプションとは、Google広告において追加可能なコンテンツのことです。会社や店舗の住所や電話番号、ルート案内、商品価格や評価などで構成されます。広告表示オプションを使用すると広告がクリックされる可能性が高まります。広告表示オプションをクリックしても料金は発生せず、広告に通常の料金が発生します。
Ad Fatigue
広告疲労
潜在顧客が同じ広告を何度も見ることによって、広告のクリック数やコンバージョン率が低下していきます。Facebook広告では、インプレッション数を広告を最低1回見た人の数(リーチ)で割ったフリークエンシーという指標によって広告疲労を計測可能です。これを活用して、潜在顧客との関係維持や潜在顧客がより良い広告体験を得られるよう調整でき、自動化も可能です。
Ad Group
広告グループ
Google広告において、広告キャンペーンで似た顧客やテーマごとにグループ分けできる機能が、広告グループです。これによって広告に興味を持ちそうな顧客に広告を表示することができやすくなります。
Ad Network
アドネットワーク
オンライン広告スペースを提供するサービスが、アドネットワークです。広告主からの広告を集約して、広告を出したいWebサイトやモバイルアプリなどの運営者に提供します。Google広告やBing広告など多数のアドネットワークが存在します。
AdSense
AdSense(アドセンス)
AdSense(アドセンス)とは、Webサイトと関連性の高い広告が自動的にWebサイトで表示されるようにすることで、Webサイトの運営者に支払いを行うアドネットワークにおいて、Google広告と対になるサービスです。関連性の高いサイトに広告を表示するためにキーワードを設定し、広告には、テキスト、画像、動画を含めることができます。Webサイトの運営者は不快な広告をブロックすることができます。支払いは通常PPCに基づいています。
Advertising Budget
広告予算
通常の場合、広告予算は、メディアへの掲載費、写真撮影費、印刷費、郵送費、広告運用費などの多岐に渡ります。ROI(投資利益率、費用対効果)に基づいて、予算のうちどの程度の費用を広告予算とするかを決めます。
Affiliate Marketing
アフィリエイトマーケティング
広告主と広告主の広告を掲載するWebサイトの運営者と関係において成り立っているマーケティング手法が、アフィリエイトマーケティングです。広告を掲載しているWebサイトからの収益やリードに応じて、広告主はWebサイトの運営者に料金を支払います。このマーケティング手法によって、広告主は売上を促進し、収益を増やすことが可能になります。
Affiliate Network
アフィリエイトネットワーク
アフィリエイトネットワークは、広告主とWebサイト運営者との間を取り持って手数料を受け取り、広告主の広告出稿管理とWebサイト運営者への広告提供を行うプラットフォームです。
Algorithm
アルゴリズム
潜在顧客が最初に見る広告を決定する際に使用する、検索エンジンや広告プラットフォームのルールが、アルゴリズムです。このルールは、キーワードの入札や広告の関連性、Webサイトの品質スコアや最適化など、様々な要因で構成されています。
Alt Text
代替テキスト
音声ブラウザやテキストブラウザ用の、画像や動画が表示されない環境でアクセスした場合に、画像の代わりに表示するテキストが、代替テキストです。「代替え(だいがえ)テキスト」ではく「代替(だいたい)テキスト」です。検索エンジンのクローラーに画像の説明を理解させるためにも有用です。過度に情報を盛り込んだり無関係の情報を記載することはスパムと見なされる場合があります。
Analytics
アナリティクス
データから情報を解釈する工程を、アナリティクスと言います。Webサイトやソーシャルメディアなどから収集した情報から、意味のあるパターンを抽出することで、自社の取り組みからデータの傾向を分析し、訪問者を理解してマーケティング上の意思決定を行います。
Anchor Text
アンカーテキスト
主にWebサイトの文章のうち、クリックもしくはタップしてページ内、他のページ、外部Webサイトにリンクさせるための文言が、アンカーテキストです。この文言は訪問者が期待する遷移先を説明する文言となっていなければならず、これによって検索エンジンは関連するリソースとして評価します。
Application Programming Interface (API)
アプリケーションプログラミングインターフェース(API)
ソフトウェアアプリケーション同士がお互いに情報をやりとりするための通信規格が、アプリケーションプログラミングインターフェース(API)です。これを利用してサービスから必要な情報を取り出し、情報を分析して、顧客の問題解決に役立てるといった使い方をします。
Artificial Intelligence (AI)
人工知能(AI)
人間のように考え、その行動を模倣するようにプログラムされたコンピューターでの、人間の知能のシミュレーションが、人工知能(AI)です。ある目標を達成する可能性が最も高い行動を、学習や推論や知覚に基づいて選択し、人間が行う行動に似た複雑なタスクを実行します。
Attribution
アトリビューション
顧客が購入までの過程でどのタッチポイントが売上やコンバージョンに貢献しているかを判断する科学的方法が、アトリビューションです。効果的なアトリビューションにより、リードに適切なメッセージを適切なタイミングで届けることができるので、コンバージョンや投資利益率(ROI)の向上に繋がります。
Audience
オーディエンス
リードになる可能性が高いと特定された顧客グループが、オーディエンスです。オーディエンスを定義することで、潜在顧客に広くリソースを費やす代わりに、製品やサービスを購入する可能性が高いリードに対して、集中してリソースを投下することができるようになります。
Audience Segmentation
オーディエンスセグメンテーション
年齢、性別、所得、教育レベル、所属企業、企業規模などをもとにして、オーディエンスをさらにグループ分けし、潜在顧客とのつながりをより促進するためのマーケティング戦略が、オーディエンスセグメンテーションです。
Audit
監査
マーケティングもしくは検索エンジン最適化(SEO)において、情報を分析して有効性を評価することが、監査です。マーケティングにおいては、目的や戦略、事業活動について、何が機能していて何が機能していないかを詳細に調査し、改善すべき領域を特定することで、将来的に事業リソースをどこに集中するかについて確実な決定を下すことができます。SEOについては、Webサイトのパフォーマンスを詳細に測定し改善点を抽出することで、より最適化したWebサイトを構築していくことができます。
Average Customer Life (ACL)
平均カスタマーライフ
顧客と記号との関係の総時間(総日数)が平均カスタマーライフです。見込み客が顧客になった日から、顧客が解約やキャンセルするまでの平均日数(あるいは月数)を測定します。
Average Selling Price (ASP)
平均収益額
創出された顧客一人あたりの収益額が、平均収益額です。
B
Backlinks
バックリンク
あるWebサイトから別のWebサイトへのリンクのことをバックリンクと言います。バックリンクは、「インバウンドリンク」「インカミングリンク」「ワンウェイリンク」とも呼ばれます。バックリンク数が多いページは、Googleなど検索エンジンのランキングが高くなる傾向があります。というのも、バックリンクは、他のWebサイトから参照されるため、ユーザーにとって信頼でき、役に立ち、価値のあるものと見なされるからです。
Bid
入札単価
広告を表示するために支払う価格が入札単価で、PPC広告で使われます。入札単価が高くなるほど、広告が上位に配置される可能性も高くなります。
Bing Ads
Bing広告
マイクロソフトがBingの検索エンジンで提供しているPPC広告プラットフォームが、Bing広告です。世界ではBingがYahoo Searchを提供していますが、Yahoo! JAPANではGoogleと提携しており、Yahoo! JAPANの検索はGoogle検索が提供しています。
Black Hat SEO
ブラックハットSEO
検索エンジンの規約に違反する手段を用いて検索エンジンの表示順位を上げようとすることが、ブラックハットSEOです。この手段を用いると一時的に順位が上がることもありますが、Googleなどからペナルティを受けて、Webサイトがインデックスから削除されることもあるので、避けるべき手段です。
Blog
ブログ
「ウェブログ」を略して「ブログ」と言います。一般的に、特定のテーマに基づいた日記のような記事を集めて、時系列順に並べたWebサイトです。特定のテーマに興味を持っているオーディエンスにリーチするために、積極的に用いられることもあります。
Bots
ボット
新しく公開されたり更新されたWebページやWebサイトを発見しデータベース化する、主にGooglebotなど検索エンジンのクローラーのことを、ボットと言います。「スパイダー」や「ロボット」とも呼ばれます。
Bottom of the Funnel (BoFu)
ボトムオブザファネル(BoFu)
セールスファネル(販売ファネル)において、顧客が購入や問い合せなどの行動を取ってもらうよう、見込み客を説得する最終段階のコンテンツが、ボトムオブザファネルです。
Bounce Rate
直帰率、バウンス率
直帰率とは、Webサイトを訪問した後、リンクをクリックしてWebサイト内の他のページに遷移したり、お問い合わせや購入ボタン(CTA)をクリックせずに立ち去る訪問者の割合です。直帰率が高い場合は、Webサイトに訪問者が期待したコンテンツが無いということなので、コンバージョン率も低くなります。また、バウンス率とは、電子メールが相手の受信箱に届かない割です。電子メールリストが古いものであったり、名簿業者から購入したリストに無効な電子メールアドレスが多く含まれていると、バウンス率が高くなります。
Brand
ブランド
ブランドとは、顧客が企業やサービスを評価する際の最も重要な要素で、ロゴやグラフィックの形態で表現されます。成功しているブランドは、他と異なる独自の個性を持ってクライアントに信頼されています。
Brand Awareness
ブランド認知度
ブランド認知度は、企業名や製品やサービスのブランドを、人々がどの程度想起し、認識することができるかの度合いを表します。単に知られているというだけではなく、そのブランドが、潜在顧客の抱える問題の最善の解決手段を提供していることによって、ブランドの認知度が高まります。
Brand Identity
ブランドアイデンティティ
ブランド名、ロゴ、配色、フォントなど視覚的な要素や、文面、声のトーンなど、人々がブランドを体験した際に基準となるブランドの一貫性が、ブランドアイデンティティです。
Brand Image
ブランドイメージ
人々が心に抱く製品やサービスなどの印象が、ブランドイメージです。最終的に心に定着したブランドイメージをコントロールすることはできません。従って、ブランド認知度を向上させてブランドへの好感度を高め、強力なブランドを作り上げるための、長期的なブランドマネジメントが必要になります。
Brand Manager
ブランドマネージャー
ブランドの作成と維持を担当するマーケティングの専門家が、ブランドマネージャーです。製品やサービスそのもの、価格、パッケージ、顧客体験などの形のあるものや、ブランドイメージといった形のないものを管理し、マーケティング戦略を開発してターゲット顧客の心を捉えてブランド価値を向上させ、市場を拡大していくことが、ブランドマネージャーの主な仕事です。
Brand Positioning
ブランドポジショニング
ブランドが顧客にとって唯一無二の存在であるために、競合他社と差別化を図り、市場においてブランドのポジションを確立する活動が、ブランドポジショニングです。ブランドポジショニングには、適切なブランドアイデンティティとブランドイメージの作成も含まれます。
Breadcrumbs
パンくずリスト
パンくずリストとは、Webサイト利用者が、自分のいる場所がすぐにわかり、そのページの上層ページに簡単に戻ることができるように、Webサイトに設置されているハイパーリンク一式です。森の中で迷わないよう「パンくず」を落としておき、帰り道に落としたパンくずを辿っていけば、迷わず森から出られるという童話から名付けられています。パンくずリストを構造化することで、Google検索エンジンに評価される可能性が高まり、SEOに有利になります。
Break-even
損益分岐点
総費用と総収入が等しくなる地点が損益分岐点です。企業が顧客から十分な収益を得て、その顧客を獲得するために要したすべてのコストと費用をカバーする時点です。
Business Blog
ビジネスブログ
通常のブログと異なり、ビジネスブログは、マーケティング戦略に則ったビジネスの目的のために作られています。理想的な顧客像(ICP)の関心を引くテーマに基づき、検索エンジンからの潜在顧客の流入を目論んで適切なキーワードで最適化された記事によって、オファーへと誘導し、長期的な成果を目指します。
Business-to-Business Marketing (B2B Marketing)
B2Bマーケティング(BtoBマーケティング)
他の企業や組織への製品やサービスのマーケティングが、B2Bマーケティングです。B2Bにおいて、製品やサービスの選択は価格と利益のみがキーとなり、B2Cにおけるブランドや感情的な要素が少ない傾向にあります。また、意思決定に時間のかかる場合が多いのが特徴です。
Business-to-Consumer Marketing (B2C Marketing)
B2Cマーケティング(BtoCマーケティング)
企業対消費者のマーケティングが、B2Cマーケティングです。B2Cマーケティングにおいては、企業が、主に消費者個人の日常生活に関わる製品やサービスを、作成し、宣伝し、販売します。B2Bとの大きな違いは、購入や販売のプロセス、意思決定などになります。
Buyer’s Journey
バイヤーズジャーニー
購入者(バイヤー)が最終的に購入に至るまでの行程が、バイヤーズジャーニーです。マーケターは購入者が何かの問題から生じる苦痛を抱えていることに気づき、問題を解決することで苦痛を解消するための様々な解決策を提示し、これを購入者が検討します。購入者は、製品やサービスが自分の問題を解決して苦痛を解消してくれるかどうかを判断し、最終的に購入決定の段階へと進み、購入します。購入者はいずれかの段階で離脱し、購入を見送る決定を下すこともあります。
C
Call-to-Action (CTA)
コールトゥアクション(CTA)
製品やサービスに興味を持ってくれた人に、すぐに反応をしてもらうためのメッセージが、コールトゥアクション(CTA)です。CTAは、Webサイトやランディングページ、電子メールや広告など、様々な形態で表示され、注意を引きつけて、購入や申し込みやダウンロードなどの行動をさせるものです。
Campaign
キャンペーン
Google広告で最初に設定するキャンペーンは、提供する製品やサービスを目標に応じて分類するためのトップレベルのカテゴリーです。任意で設定できるキャンペーンの目標は、売上の促進、潜在顧客の獲得、Webサイトのトラフィック、商品とブランドの検討、ブランド認知度とリーチ、アプリのプロモーションなどがあります。
Canonical URL
カノニカルURL
Webサイトが大きくなるにつれ、ページが重複することがあります。検索エンジンは重複したページを重複コンテンツと見なし、検索順位を下げます。これを防ぐために、優先すべきページを示すのが、カノニカルURLです。いわば、重複したページのマスターページを指定するわけです。これによって検索エンジンはユーザーに示すページがどのページかを認識し、検索順位低下の影響を防ぐことができます。
Cascading Style Sheets (CSS)
カスケーディングスタイルシート(CSS)
Webページの文書構造を指定するHTMLに対し、WebページをスタイリングするためのスタイルシートがCSSです。ページのレイアウト、色、文字サイズなどはCSSによって決定されます。
Channel
チャネル
製品やサービスの情報が、生産者から消費者に流れる経路が、チャネルです。オンラインにおいては、検索エンジン、ソーシャルメディア、広告、電子メールなどがあります。
Churn Rate
解約率
「チャーン」とは解約や離脱のことで、解約率は、一般的に、顧客がサブスクリプションを解約する解約率としての意味で使われます。顧客解約率や総収益解約率で扱う場合もありますが、純収益解約率すなわち純MRR解約率で表すのが最もビジネスの実態を反映します。
Classified Advertising
クラシファイド広告
元は、新聞を始めとする印刷物、ラジオ、テレビで行われていた、ローカルをターゲットにした広告で、オンラインに拡がってからは、カテゴリーでグループ化された広告の総称となっています。特定の業界や地域をターゲットにする場合に効果を発揮します。
Click-Through Rate (CTR)
クリック率(CTR)
広告や電子メールやCTAから次のステップに進むあるいはクリックした人の割合です。クリック数を、広告の表示回数、電子メール送信数、ページビューなどで割った割合で、CTRが高いほど費用対効果の高い戦術となります。
Closed-Loop Marketing
クローズドループマーケティング
複数のチャネルからの潜在顧客を収集・分析し、この情報を元に顧客の好むコンテンツを作成し提供し、持続的に提供物を改善していくことで、訪問者を呼び込み顧客を維持し、ROIの向上を目指すマーケティング手法です。
Code
コード
コードとは、Webサイトを作成する際のHTML、XML、CSS、JavaScriptなどの記述や命令です。一般的なWebサイトは、PHPなどのプログラミング言語やデータベースを利用して、Webサイト管理を容易にする仕組みを取り入れています。
Contact Form
コンタクトフォーム
コンタクトフォームは、Webサイトへの訪問者が、自分自身の情報を提供して、製品やサービスについての問い合わせをするための連絡手段となります。訪問者が提供する情報は、主に、連絡を取る際に使用する名前やメールアドレスなどと、個人情報保護方針への同意となります。
Content
コンテンツ
インバウンドマーケティングにおいて、顧客とビジネスとの間の関係を構築し深めていくための情報が、コンテンツです。ブログ、ビデオ、写真、ポッドキャスト、ソーシャルメディアの投稿などのコンテンツがあります。
Content Management System (CMS)
コンテンツマネジメントシステム(CMS)
専門の技術なしにWebサイトの作成、編集、管理ができるように設計されたWebアプリケーションが、コンテンツマネジメントシステム(CMS)です。CMSを使うことで、マーケティング担当者でも容易にデザインやコンテンツを修正することができ、顧客の追跡も可能なので、マーケティングには必須のシステムと言えます。
Content Mapping
コンテンツマッピング
バイヤーズジャーニーに沿ってマーケティングファネルの各段階でリードに最適なコンテンツを提供するためにコンテンツマップを作成すること、あるいは、カスタマージャーニーに沿ってコンテンツ全体の各所を顧客に最適化するコンテンツマップを作成することを、コンテンツマッピングと言います。
Content Marketing
コンテンツマーケティング
コンバージョンを増やすために、ブランド認知の向上のために、利益拡大のために、顧客に対して顧客にとって価値あるコンテンツを提供していくマーケティング手法が、コンテンツマーケティングです。
Content Optimization System (COS)
コンテンツ最適化システム(COS)
リードにパーソナライズした体験を提供することに特化したCMSがCOSで、マーケティングにおいて、リードジェネレーションやリードナーチャリングに強みがあります。
Context
コンテクスト
リード、見込み客、顧客が望むコンテンツを彼らが望むときに提供するコンテクスト(文脈)がマーケティングでは重要です。コンテクストを誤ると、すなわち、コンテンツが顧客が望むものではなかったり、顧客にとって価値のあるコンテンツであっても望んでいるタイミングではなかったりすると、そのコンテンツはお互いに利益になる可能性が低くなります。
Contextual Engagement
コンテクスチュアルエンゲージメント
適切な顧客(あるいはリードや見込み客)が、適切なチャネルを通じて、適切なメッセージを適切なタイミングで受け取ることで、顧客体験(カスタマーエクスペリエンス)を充実させることが、コンテクスチュアルエンゲージメントです。
Contextual Marketing
コンテクストマーケティング
コンテクストマーケティングとは、マーケティング活動を取り巻く行動や状況に応じて導かれる戦略であり、すべてのコンテンツを受け取る人に関連性のあるものにします。 コンテクスト(文脈)に沿った関連性のある情報を提供するためには、バイヤーペルソナの心理特性を理解して、彼らにどのように話しかけるべきか、どのようなコンテンツが彼らの心に響くかを知る必要があります。
Conversation Qualified Lead (CQL)
会話適格リード(CQL)
マーケティング適格リード(MQL)、販売適格リード(SQL)といったリードに対するアクションは、顧客体験を無視し、見込み客が購入を検討している根本的な理由を考慮していませんでした。そのため、オンラインにおいて、取引期間の短縮と、成約率も上昇を図るため、ライブチャットや営業時間外でもリアルタイムに対応できる自動化した会話で対応する、会話適格リード(CQL)の重要性が増しています。
Conversion Funnel
コンバージョンファネル
ファネル(漏斗)のトップオブザファネル(ToFu)からリードが入り、ミドルオブザファネル(MoFu)を経て絞り込まれ、ボトムオブザファネル(BoFu)を通過して最終的に顧客になるという、コンバージョンに至るの形態のひとつが、コンバージョンファネルです。
Conversion Path
コンバージョンパス
最終結果に至るまでの顧客がたどる道筋が、コンバージョンパスです。例えば、Twitterからブログ記事にアクセスし、無料の電子書籍をダウンロードし、メールマガジンを購読し、販売ページにアクセスし、購入して顧客になる、といった流れのことです。
Conversion Rate (CVR)
コンバージョン率(CVR)
ディスプレイ広告や電子メールなどからWebサイトに訪問した訪問者のうち、製品やサービスを購入したり、資料を請求したり、Webサイトの目的を達成した見込み客や顧客の割合が、コンバージョン率(CVR)です。
Conversion Rate Optimization (CRO)
コンバージョン率最適化(CRO)
コンバージョン率最適化(CRO)とは、A/Bテストやパーソナライズで、リード、見込み客、顧客に対し、適切なメッセージを適切なタイミングで伝えることで、コンバージョン率(CVR)を高めるための行程です。
Conversions
コンバージョン
リードが、製品やサービスを提供している企業などが望む行為をする、例えば、商品を購入したり資料請求したりすることを、コンバージョンと言います。
Cookie
クッキー
人々がWebサイトを訪問した際、訪れたWebサイトによって作成され、訪問者のコンピューターに保存される、顧客の情報を含む小さなファイルのことを、クッキー(Cookie)と言います。例えば、訪問者がショッピングカートに商品を追加して購入せずにWebサイトを離脱した後、次にそのWebサイトを訪れたときに、ショッピングカートに以前追加した商品が表示されるといった場合に使われます。
Cost-per-Acquisition (CPA)
顧客獲得単価(CPA)
顧客を1人を獲得するためにいくら使うかという指標が、顧客獲得単価(CPA)です。キャンペーンに使った金額をコンバージョンで割ったものが、CPAとなります。CPAは主に、広告やアフィリエイトの成果を測る指標として使われます。
Cost-per-Click (CPC)
クリック単価(CPC)
Google広告などでのディスプレイ広告の料金は、表示に応じてではなく、誰かにクリックされたときにのみ課金されます。そのときの1クリックあたりの単価がクリック単価(CPC)です。
Cost-per-Lead (CPL)
リード単価(CPL)
1リードあたりのコストがリード単価(CPL)で、リードを獲得するためにどのくらいの費用がかかるかを数値化したものです。この指標は、顧客獲得単価(CAC)に大きく関わってきます。
Cost-per-Mille (CPM)
1000インプレッション単価(CPM)
オンライン広告の1000インプレッションあたりのコストがCPMです。100万インプレッションで100万円の広告の場合、CPMは1円となります。見込み客に製品やサービスを購入してもらうなどの行動をしてもらいたい場合は、クリック課金モデル広告のほうが適しており、CPM広告は、主にブランド認知度を高めたい場合に有効です。
Crawl
クロール
検索エンジンのロボットが、Webサイトをスキャンして、新規ページや更新ページなどを見つけていく作業がクロールです。クロールの結果を元に、検索エンジンはWebサイトをインデックスし直します。
Creatives
クリエイティブ
広告のグラフィックもしくはグラフィックとコピーライティングとを合わせた広告一式を、クリエイティブもしくはデジタルアセットと言います。
Crowdsourced Content
クラウドソーシングコンテンツ
専門家やフリーランスに依頼し作成したコンテンツがクラウドソーシングコンテンツです。質の高いコンテンツを短時間で量産するのに優れた方法です。寄稿という形で著作者のクレジットを表記することで、Webサイト運営者と寄稿者どちらにも利益をもたらします。一方、著作者を隠してあたかも自社で作成したように見せかけるコンテンツは、著作者への利益は最低限となり、ブランドの価値も生まずむしろ毀損することもあるので、注意が必要です。
Custom Fields
カスタムフィールド
カスタムフィールドは、マーケティング用ソフトウェアにおいて、顧客データを取得し活用するために、必要に応じて追加できる、日付やテキストや数値などの入力フィールドです。
Customer Acquisition
顧客獲得
製品やサービスに新規顧客をもたらす過程、すなわち、訪問者やリードが顧客になるまでのバイヤーズジャーニー全体が、顧客獲得となります。
Customer Acquisition Cost (CAC)
顧客獲得コスト(CAC)
顧客獲得コスト(CAC)は、リードを顧客にするためにどれだけの資金を費やしたかを計算する指標です。顧客獲得単価(CPA)と異なるのは、製品やサービスを購入する有料ユーザーのみを測定するということです。一般的には、全てのマーケティング費用・広告費用、マーケティングや販売スタッフの人件費、オフィスの賃貸や設備、ツールなどの費用を含みます(Full-Loaded CAC, True CAC)。
Customer Behavior Index (CBI)
顧客行動指数(CBI)
製品内での活動や使用状況に基づいて、見込み客や顧客がどの程度エンゲージしているかを測定する指標が、顧客行動指数です。
Customer Churn Rate
顧客解約率
解約(解約または更新の失敗)によって失われた顧客の割合が顧客解約率です。解約された顧客数を、解約率を算出する期間の開始時の顧客数で割って算出されます。
Customer Data Platform (CDP)
顧客データプラットフォーム(CDP)
様々なソースからの顧客データを一括管理するシステムが、顧客データプラットフォーム(CDP)です。各データを集約して個別の顧客プロファイルを作成し、マーケティングの取り組みを最適化するために使用できます。
Customer Experience (CX)
カスタマーエクスペリエンス(顧客体験、CX)
すべてのタッチポイント、インタラクション、エンゲージメントに基づいた、企業やブランド、または製品に関する顧客の認識が、カスタマーエクスペリエンスです。
Customer Experience Strategy
カスタマーエクスペリエンス戦略(顧客体験戦略、CX戦略)
カスタマーライフサイクル(顧客ライフサイクル)全体でカスタマーエクスペリエンス(顧客体験)を評価し、管理する継続的なプロセスが、カスタマーエクスペリエンス(顧客体験)戦略です。
Customer Journey
カスタマージャーニー
バイヤーズジャーニーが訪問者やリードが顧客になるまでの過程に対し、カスタマージャーニーは、バイヤーズジャーニーを経て顧客がロイヤルカスタマーとなるに至る、製品やサービスへの顧客の忠誠心を獲得し、顧客維持率を上げるための過程、あるいは一連のすべてのタッチポイントのことです。
Customer Lifecycle
カスタマーライフサイクル(顧客ライフサイクル)
人あるいは企業が製品やサービスを検討し、購入し、使用し、支持するまでのプロセスを一括したフレームワークが、カスタマーライフサイクルです。「獲得(Acquisition)」「導入(Adoption)」「維持(Retention)」「拡充(Expantion)」の4つの重要なステージがあります。
Customer Lifetime Value (CLV)
顧客生涯価値(CLV)
ある顧客が生み出す総収入の予測が顧客生涯価値(CLV)です。ある顧客の年間の収益に関係を継続する期間を掛け、その顧客を獲得してサービスを提供するための総コストを引いたものが、顧客生涯価値(CLV)となります。しかし、顧客からの収益が横ばいではなく変化する場合は、計算をより慎重にする必要があります。
Customer Onboarding
顧客オンボーディング
新規に契約した顧客(またはアカウント)に、トレーニング、アカウントやチームメンバーのセットアップ、統合のサポートなど、製品を効果的に利用してもらうためのプロセスです。ここでの目的は、顧客が製品の価値を最大限に発揮できるように設定することで、顧客を維持しつつ、アカウント内でのビジネスを拡大したり、満足した顧客からの紹介を受けたりすることです。
Customer Relationship Management (CRM)
顧客関係管理(CRM)
顧客関係管理(CRM)ソフトウェアは、名前、電話番号、メールアドレスなど、顧客の連絡先情報を保存し、利害関係のやり取りを追跡できるものです。取引の追跡、パーソナライズされた電子メール送信、予約、サポートなど、すべてのやり取りを記録し、また、購買履歴や嗜好などの情報も記録できるため、ワークフローを効率化して顧客との関係を維持できるようにする優れたツールです。
Customer Retention
顧客維持
顧客をナーチャリングして再購入や再契約させるための過程、または、顧客がより多くの製品やサービスを購入したり、サブスクリプションの継続をしたりするための、顧客ナーチャリングを、顧客維持と言います。顧客維持率を分析し、解約を減らし顧客維持率を高めることで、顧客生涯価値は向上します。
Customer Satisfaction Metrics
顧客成功指標
顧客がブランドや製品にどれだけ関与しているか、製品からどれだけの価値を得ているか、顧客が自社のソリューションを他の人に勧めるかどうかを示す指標が、顧客成功指標です。顧客満足度は、顧客が企業、ブランド、製品の価値や経験をどのように認識しているかを表します。顧客成功指標には、ネットプロモータースコア(NPS)、顧客行動指数(CBI)、顧客生涯価値(CLV)などがあります。
Customer Touchpoint, Customer Interaction
顧客タッチポイント、顧客インタラクション
見込み客や顧客が、様々なチャネルやデバイスを通じて、ブランド、企業、人、製品、メッセージに接触する瞬間を、顧客タッチポイント(カスタマータッチポイント)、そして、タッチポイントにおける双方向のコミュニケーションが、顧客インタラクション(カスタマーインタラクション)です。
D
Dashboard
ダッシュボード
重要なメトリクス、すなわち収集したデータをわかりやすい数値に加工したものを一括して確認できるページが、ダッシュボードです。例えばGoogleアナリティクスでは、ビジネスにとって重要なメトリクスを追跡して、顧客がWebサイトをどのように利用しているか判断することができます。
Days to Break-even
損益分岐点までの日数
顧客が顧客獲得コスト(CAC)を満たすのに十分な収益を上げるのにかかる平均日数です。
Days from PQL to Customer
PQLから顧客までの日数
製品適格リード(PQL)が顧客になるまでの平均日数です。
Days from Signup to Customer
サインアップから顧客までの日数
サインアップ、すなわち製品・サービスにサインアップした見込み客が顧客になるまでの平均日数です。
Days from Signup to PQL
サインアップからPQLまでの日数
サインアップ、すなわち製品・サービスにサインアップした見込み客がPQLになるまでの平均日数です。
Demand Generation
需要創出
リードジェネレーション、デマンドキャプチャ、パイプラインアクセラレーションを基軸として、長期的に顧客と関係を築くための様々なマーケティング活動が、需要創出です。
Demand Side Platform (DSP)
デマンドサイドプラットフォーム(DSP)
広告主が広告入札において広告枠を自動的に購入できるシステムが、デマンドサイドプラットフォーム(DSP)です。最小限の手順で高品質の大規模なトラフィックを購入できるので、強力なマーケティング自動化ツールと言えます。
Demographics
人口統計
人口あるいは人口に含まれるある集団に関連する統計データが、人口統計(デモグラフィクス)です。人口統計は、一般的に、年齢、性別、居住地、収入、職業などによって分類されます。
Digital Marketing
デジタルマーケティング
パソコンやスマートフォンなど、デジタルデバイスを通して行われる、製品やサービスの購入を促したり、顧客を維持することを目的としたコミニュケーションを、デジタルマーケティングと言います。デジタルマーケティングは、Webサイト、ランディングページ、ライブチャット、ソーシャルメディア、電子メールなどの、デジタルチャネルを使用したマーケティング活動です。
Digital Transformation
デジタルトランスフォーメーション(DX)
人間社会のあらゆる側面にデジタル技術が適用されることに伴う変化、または、その変化に応じて新たなビジネスプロセスなどを作成・導入することが、デジタルトランスフォーメーションです。
Direct Mail Marketing
ダイレクトメールマーケティング
郵便配達などを利用して、顧客の郵便受けに物理的に配達されるダイレクトマーケティングの一種が、ダイレクトメールマーケティングです。葉書やチラシやカタログなどが一般的な形態となります。
Direct Marketing
ダイレクトマーケティング
ダイレクトマーケティングは、製品やサービスなどの情報を直接顧客に届けるマーケティング方法で、ダイレクトレスポンスマーケティングとも呼ばれます。ダイレクトマーケティングは、任意の顧客グループに対する、郵便、電話、POSなどのコミュニケーションのアクションに応じて、注文や店舗訪問やWebサイトへのアクセスなど、特定の行動を達成させようとする広告キャンペーンの一種です。電子メールによるコミュニケーションの場合は、ダイレクト電子メールマーケティングと称することもあります。
Display Advertising
ディスプレイ広告
ディスプレイ広告とは、Google広告やFacebook広告などにおいて、ディスプレイネットワークのWebサイトに表示される、画像や動画などビジュアルやテキストを使って商品やサービスを宣伝する広告のことです。
Distribution Channel
流通経路
マーケティングミックス(4P)のうちPlacementもしくはDistributionが流通経路で、マーケティング戦略の重要な要素です。流通経路は、製品やサービスが製造されたところからそれらを使用する人に至るまでの経路で、これを検討することで、リーチの拡大や収益増加に役立ちます。
Domain
ドメイン
インターネット上の各コンピューターに一意に割り当てられるIPアドレスは複雑で分かりにくいので、使い慣れた文字列を使ってIPアドレスの代わりに簡単に使えるように考案されたのが、ドメイン、またはドメイン名です。ドメイン名は、WebサイトやURLと同じものではありません。コンピューターのIPアドレスを特定する住所のようなものです。
Domain Authority
ドメインオーソリティ
ドメインオーソリティーとは、SEOやマーケティングサービスを提供しているMoz社(SEOmoz, Inc.)による検索エンジンにおけるWebサイトのランキングスコア予測のことです。
Domain Name System (DNS)
ドメインネームシステム(DNS)
ドメインネームシステム(DNS)は、名前(ドメイン名)を数値(IPアドレス)に一致させる仕組みのことです。覚えにくいIPアドレスをドメイン名によって、すなわち名前解決することで、人間に認識しやすい文字列でIPアドレスを解決する仕組みです。
Drip Campaign
ドリップキャンペーン
特定の行動をとったWebサイトなどへの訪問者を特定し、彼らに自動的に送信される一連の電子メールで構成される仕組みが、ドリップキャンペーンです(日本では「ステップメール」などと言われることがあります)。例えば、訪問者が電子書籍をダウンロードした場合、電子書籍に関連するドリップキャンペーンに組み込み、最終的に商品やサービスのコールトゥアクション(CTA)に至るという形です。ドリップキャンペーンは電子メールに限らず、ダイレクトメールや電話を用いることもあります。
Drip Marketing
ドリップマーケティング
ドリップキャンペーンによるマーケティング手法が、ドリップマーケティングです。
Dynamic Content
動的コンテンツ
顧客の行動やデータや好みによって変化するパーソナライズされたコンテンツが、動的コンテンツです。例えば、初めてオンラインストアのランディングページにアクセスした訪問者をリードに変えるためのトップオブザファネル(ToFu)コンテンツが表示されるなどです。また、業界や職業、性別や過去の行動などのデータをもとに、訪問者に合わせたコンテンツを提供するなどの例もあります。
Dynamic Keyword Insertion (DKI)
キーワード挿入機能(DKI)
Google広告で提供される、顧客の検索語句と一致したキーワードを広告主の広告の説明文に挿入する機能が、キーワード挿入機能(DKI)です。
E
eBook
電子書籍
コンピューター、タブレット、スマートフォンなどのデジタルデバイスで読み取ることができる、編集不可能な形式で、PDFを除き、リフロー可能、すなわち文字の拡大縮小や行間を変更可能なファイルが、電子書籍です。インバウンドマーケティングやブランドマーケティングなど、マーケティング戦略で用いられることも多いファイルです。
Editorial Calendar
エディトリアルカレンダー
コンテンツ作成のためのワークフロー・ロードマップがエディトリアルカレンダーで、どのような種類のコンテンツを作成すべきか、どのようなトピックをカバーすべきか、どのペルソナをターゲットにすべきか、どのくらいの頻度で公開すべきかを示します。
Electronic Commerce (E-commerce)
電子商取引(Eコマース)
企業や個人がインターネットを通じ、コンピューター、タブレット、スマートフォンなどの電子デバイスを介して製品やサービスを売買できるビジネスモデルが、電子商取引(Eコマース)です。成功のためには、製品の購入やサービスの利用を通して、継続的な顧客ロイヤルティを獲得していかなければなりません。
電子メール
1対1でインターネットを通じて交換されるテキスト、画像、添付ファイルで構成される情報が、電子メールです。Eメール、または日本ではメールとは別に「郵便」という日本語があるのでメールとも言われることがあります。マーケティングにおいては、その中核的な要素になります。
Email Automation
電子メールオートメーション
リードや顧客の行動に従って、事前に設定したルールに基づいて送信電子メールを適用することが、電子メールオートメーションです。例えば、商品をショッピングカートに入れたまま一定の期間購入しなかった場合に、リマインド電子メールを送信するなどの自動化があります。
Email List
電子メールリスト
電子メールマーケティングに特化して使用される顧客のリストが、電子メールリストです。電子メールリストは、オプトインやコンテンツの購読の際や、ゲート付きコンテンツ(コンテンツをダウンロードしたり受信したりするために電子メールなどの入力が必要)や、商品やサービスの購入時などに、収集することになります。
Email Marketing
電子メールマーケティング
電子メールを使用して、製品やサービスの宣伝のためのメッセージを送信するマーケティング形態が、電子メールマーケティングです。顧客やクライアントとビジネスやブランドとの関係を強化したり、忠誠心を促進したり、新規顧客を獲得するために、頻繁に使用されます。
End User
エンドユーザー
製品やサービスを使用する人のことを、エンドユーザーあるいは消費者と言います。製品やサービスを購入する可能性のある人がリード、見込み客、オポチュニティです。これらの呼称はエンドユーザーまたはユーザーと区別しなければなりません。
Engatement Loop
エンゲージメントループ
エンゲージメントループは、製品内の使用データをエンゲージメント戦術とともに使用することで、見込み客や顧客に影響を与え、製品を再度使用してもらい、より多くの価値を体験してもらうための手法です。
Engagement Rate
エンゲージメント率
特定のコンテンツに顧客がどれだけ積極的に関与しているかを追跡する指標が、エンゲージメント率です。Webサイトのスクロール距離や平均ページ滞在時間など、ソーシャルメディアの「いいね」や共有やコメントなどがその指標になります。エンゲージメント率はブランドキャンペーンの効果測定によく使われます。
Evergreen Content
エバーグリーンコンテンツ
エバーグリーンコンテンツとは、最初に公開されてからいつまでも顧客に参照され、顧客に価値を提供し続けるコンテンツのことです。顧客にとって価値あるコンテンツのために、検索エンジンにも重要視され、検索エンジン最適化(SEO)対策のための強力なリソースとなります。
Extensible Markup Language (XML)
エクステンシブルマークアップランゲージ(XML)
エクステンシブルマークアップランゲージ(XML)はデータを保存・転送するために使用され、主にインターネットやネットワークを介して電子的に共有するために用いられる、文書構造を作成するための標準であるスタンダードジェネラライズドマークアップランゲージ(SGML)のサブセットで、HTMLに似たマークアップ言語のひとつです。
Eye Tracking
アイトラッキング
Webページや電子メールを見ている人の目の動きを測定して記録することを、アイトラッキングと言います。顧客の注意や焦点を検出できるので、顧客の行動の洞察が可能になり、自然なユーザーインターフェイス(UI)の実現が可能になります。
F
Facebookは、家族や友人とオンラインで簡単に接続や共有ができる、世界最大のソーシャルネットワーキングサイト(SNS)です。顧客とのコミュニケーションチャネルとしてFacebookページを作成し、ブランドのファンを集めることで、マーケティングにおいて積極的に利用することができます。
Facebook Ads
Facebook広告
Facebookのフィード、メッセンジャー、さらにはFacebook以外のアプリやウェブサイトにも表示される、Facebookの広告プラットフォームを介して実行される広告が、Facebook広告です。画像、動画、スライドショーなど、様々な形式で、特定の顧客に絞り込んで発信でき、ビジネスに用いるには有効な広告です。
Facebook Ads Manager
Facebook広告マネージャ
Facebook広告マネージャは、広告の予算や配置、マーケティングの目的、リーチする顧客、広告フォーマットなどをステップバイステップでデザインできる、Facebook広告の作成や管理を行うためのツールです。また、広告のパフォーマンスを収集し、広告レポートの作成やスケジュール設定を行うことができます。
Facebook Business Page
Facebookページ(ビジネスアカウント)
Facebookプロフィールとは別に、企業は、ブランド認知度を高め、売上を伸ばすために、無料のFacebookビジネスページを作成することができます。Facebookページでは、質問への回答や苦情への対応を行うなど、顧客との交流を通じて顧客ロイヤルティや顧客エンゲージメントを成長させることも可能です。
Facebook Profile
Facebookプロフィール
Facebookプロフィールは個人用のアカウントで、投稿や写真のアップロード、ビデオの共有など、非営利の個人利用を想定したアカウントページです。プロフィールとページとの違いは、プロフィールには友達がいることに対し、ページにはフォロワーがいることです。
Featured Snippet
強調スニペット
Google検索の検索結果ページの上部に表示される、Webページを表示させなくとも検索クエリに素早く回答する短いテキストのセクションが、強調スニペットです。GoogleインデックスのWebページから自動的に取得され、ページタイトルやURL、画像などが含まれています。
Flywheel
フライホイール
ファネルモデルでの集客では、顧客が求める情報と企業が提供する情報との間にギャップが存在する場合に、うまく機能しないという問題があります。特に現況では、企業からの一方的な発信は影響力が低下しているため、ファネルを補うあるいは置き換えるモデルとして考案されたのがフライホイールです。顧客に価値を提供して興味を引き、信頼関係を築き、満足させて、推奨者に転換させ、推奨者に新たな顧客の興味を引かせ、これをフライホイールのように連続させてビジネスを成長させるモデルです。
Frequency
フリークエンシー
主にFacebook広告で使われる、各利用者に対する広告の平均表示回数がフリークエンシーで、インプレッション数をリーチで割った数値となります。この数値は、同じ利用者に同じ広告の表示数が多すぎて広告疲労を起こしているかどうかを判断するのに使われます。
Free Trial
フリートライアル(無料トライアル)
限られた期間、見込み客に製品の一部または全部を無料で提供する顧客獲得モデルが、フリートライアルです。通常、トライアルの期間は14日または30日です。
Freemium
フリーミアム
見込み客に対して、ソフトウェア製品の一部を時間制限なしに無料で提供する顧客獲得モデルが、フリーミアムです。フリーミアム製品は、見込み客がソフトウェアにアクセスできる時間を制限しませんが、機能を削ったり、使用量を制限するなど、何らかの方法でユーザーを制限しています。
Friction
フリクション
訪問者を混乱させたりストレスを与え、ページから離脱させる原因となるWebページの要素がフリクションです。フリクションが小さすぎると肝心のコールトゥアクション(CTA)を通り過ぎ、逆にフリクションが大きすぎるとCTAに到達しないので、適度なフリクションも重要になります。
G
Gated content
ゲート付きコンテンツ
Webサイトなどへの訪問者が電子メールや名前など個人情報を送信した場合や、料金を支払ってサブスクリプションなど購入した場合にのみアクセスできるオンラインコンテンツが、ゲート付きコンテンツです。一般的には前者として利用されることが多く、訪問者に有用な情報、ホワイトペーパー、ビデオ、電子書籍、製品やサービスのデモを提供することによって、リードを生成します。
Geo-targeting
ジオターゲティング
ターゲット顧客の地理的な位置を検出して広告やコンテンツを配信することが、ジオターゲティングです。コンピューターのIPアドレスなどのデータから地理的あるいはその他の個人情報に基づき、ターゲットに関連性の高い情報を配信します。そのため、地域やトレンドを活用して地域レベルでコンテンツを配信することができます。
Go-to-Market (GTM) Strategy
市場開拓戦略(GTM戦略)
新しい市場や新しい顧客で成功するために必要なステップ、つまり、どのように顧客を獲得し、維持し、成長させていくかの手順を網羅した、反復可能でスケーラブルな行動計画が、市場開拓戦略です。新規製品やサービスのローンチ、会社やブランドの立ち上げ、既存の製品やサービスの新しい市場への移行など、様々に活用できます。
Google Ads
Google広告
Google広告はGoogleのクリック単価(PPC)広告プラットフォームで、Google検索結果ページすなわちGoogle検索ネットワークや、Googleアドセンスで取り扱うWebサイトすなわちGoogleディスプレイネットワークを通して、入札形式で掲載される広告を取り扱っています。Google広告を利用して、キーワードを積極的に検索している潜在顧客にリーチすることができます。
Google Algorithm
Google検索アルゴリズム
Google検索アルゴリズムは、Google検索インデックスに登録されている無数のWebページを分類し、最も関連性の高い有用な検索結果を瞬時に検索して、ランキングシステムに従って顧客に表示するための、検索クエリの単語、ページの関連性や有用性、ソースの専門性、顧客の位置情報などを検討するアルゴリズムです。
Google Analytics (GA)
Googleアナリティクス(GA)
Googleアナリティクスは、Webサイトのトラフィックを測定してレポートを表示するプラットフォームです。各ページの滞在時間や利用デバイスなど、顧客がどのようにWebサイトを利用しているかを提供してくれます。また、Google広告と連携させることで、どのキャンペーンが訪問者を顧客に変換しているかを知ることができます。
Google My Business
Googleマイビジネス
Googleマイビジネスは、Googleでビジネスプロフィールを管理、最適化できるツールです。Google検索結果のプロフィールをより優れたローカルマーケティングツールにするために使用します。
Google Remarketing
Googleリマーケティング
一度Webサイトやモバイルアプリを利用したことがある潜在顧客に、ブランド認知度を高めたり、製品やサービスの購入を促すなど、戦略的に広告を配置する機能が、Googleリマーケティングです。
Google Search Console (GSC)
Google Search Console(GSC)
Webサイトのコンテンツを最適化してパフォーマンスを向上させ、検索エンジン最適化(SEO)を支援するGoogleの無料ツールが、Google Search Console(GSC)です。GoogleがWebサイトを発見してクロールできることを確認したり、インデックス作成の問題を修正して新規もしくは更新コンテンツの再インデックスをリクエストしたり、Google検索のトラフィックデータを表示するなど、Google検索結果のWebサイトの存在を監視し維持し、トラブルシューティングするのに役立ちます。
Google Tag Manager (GTM)
Googleタグマネージャー(GTM)
Webサイトの全てのタグを一括して管理するGoogleのプラットフォームが、Googleタグマネージャーです。一度タグを設定してしまえば、Webサイトを加工することなく、タグやコードスニペットを作成したり、更新することができます。
Google+
Google+
Googleが運営していたソーシャルネットワーキングサービス(SNS)で、一般ユーザー向けは終了し、ビジネス向けに特化したGoogle Currentsに切り替わっています。
Gross Rating Points (GRP)
延べ視聴率
主にテレビ広告において使用されている、対象オーディエンスの何人が広告を見たかを判断するための数式が、延べ視聴率(GRP)です。テレビ広告の場合は複雑な数式となりますが、オンライン広告においては、インプレッションに100を掛け、母集団すなわち対象オーディエンスで割った数値になります。
Growth Hacking
グロースハック
目的到達プロセス全体を検討して、データに基づいて実験を繰り返し、顧客獲得、活性化、維持に注意をはらい、事業を成長させるマーケティング手法が、グロースハックです。従来のマーケターはAAARRRフレームワーク(A3R3ファネル、Pirate Funnel)のうちAAAのみしか重視せず、事業の成長が見込めないため、AAARRRフレームワーク全体を重視します。
Growth Marketing
グロースマーケティング
グロースハックの手法を使ったマーケティング手段がグロースマーケティングです。AAARRRフレームワークのうち、ボトルネックとなっている箇所をデータで解析し、最適化と改善を繰り返していくことで、ビジネス全体の成長を目論むマーケティング手法です。
Guerrilla Marketing
ゲリラマーケティング
製品やサービスの宣伝や購買促進のために、低コストの戦術を使用することに焦点を当てた型破りなマーケティング手法が、ゲリラマーケティングです。路上でチラシを配ったり、アートワークを設置したり、コンサートやスポーツイベントの聴衆を待ち伏せして宣伝したり、オフラインで行われるのが目立っていますが、オンラインで同様の突飛なマーケティングも行われています。
H
H Tags
見出しタグ
HTML文書において見出しを意味するH要素のタグで、H1~H6まであり、文書の各セクションの見出しとして使われます。見出しは文書の重要な要素であるために、検索エンジンによっても重要とされます。
H1 Tag
h1タグ
h1タグは、見出しのうち最高レベルの情報を識別するために使用されるHTMLタグで、1文書に1つ存在できます。従って、そのWebページで最も重要な要素のひとつであり、検索エンジンにも重要な要素として認識されます。
Hard Bounce
ハードバウンス
永続的な理由でメールサーバーに拒否される電子メールがハードバウンスです。電子メールのドメインが存在しないか、受信者のメールサーバーがメール配信を受け入れないなど、完全に配信できない電子メールです。
Hashtag
ハッシュタグ
ハッシュタグは、主にソーシャルメディアサイトで使われるコンテンツのラベルのことで、単語やフレーズにハッシュ記号(#)をつけて使用します。ハッシュタグは関連するトピックの投稿がリンクされるので、ビジネスコンテンツの共有にも使えます。
Heat Map
ヒートマップ
ヒートマップは、Webページで訪問者がどのように行動したかを2次元のグラフィックで表したもので、訪問者が最も注目している領域が強調して表示されます。クリックした場所やどこまでスクロールしたかや視線移動などが明確になるので、これによってページを改善し、訪問者にとってより有益なページになるよう改善する手掛かりになります。
Hreflang Tags
hreflangタグ
hreflangタグは、Webサイトに複数の言語で同じコンテンツがある場合や、同じ言語で異なる地域を対象としたコンテンツがある場合に、顧客の現在の場所と言語設定によって最適なURLを決めて表示するためのHTML属性です。hreflangを使用すると、検索エンジンに対して、ほぼ同じコンテンツであるけれども重複コンテンツではなく、様々な人々に最適化されていることを明確にできます。
HTTP 301
HTTP 301
古いURLから新しいURLへの永続的な割当のHTTPステータスコードが301です。一時的なURLの変更は302となります。WebページのURLを変更した場合、これまでのトラフィックを新しいURLに誘導するために利用されます。
HTTP 404
HTTP 404
リクエストURI(Uniform Resource Identifier)のリソースが見つからない場合に、サーバーからHTTPステータスコード404が返されます。状態が一時的か永続的かは区別しません。これは「リンク切れ」と呼ばれることもあり、Webページで読み込まれるべき画像が見つからない場合に、その画像がHTTP 404となります。
Hyperlink
ハイパーリンク
ハイパーリンクはハイパーリンクコンピューティングまたは単純にリンクとも呼ばれ、Webページへの訪問者がクリックまたはタップすることで辿ることができるデータへの参照です。ハイパーリンクを含むテキストをハイパーテキストと言い、リンク元のテキストをアンカーテキストと言います。
Hypertext Markup Language (HTML)
ハイパーテキストマークアップランゲージ(HTML)
ハイパーテキストマークアップランゲージ(HTML)は、Webの最も基本的な構成要素で、Webコンテンツの意味と構造を定義します。W3C(World Wide Web Consortium)及びWHATWG(Web Hypertext Application Technology Working Group)によりその仕様が策定されています。
Hypertext Transfer Protocol (HTTP)
ハイパーテキストトランスファープロトコル(HTTP)
ハイパーテキストトランスファープロトコル(HTTP)とは、ワールドワイドウェブ(World Wide Web、WWW)の基盤となる技術で、ハイパーテキストリンクを使用してWebページをロードするために使われます。HTTPを介して、クライアント(パソコンのWebブラウザなど)がサーバーに要求を行い、サーバーが応答メッセージを送信します。HTTPのセキュアバージョンが、ハイパーテキストトランスファープロトコルセキュア(HTTPS、Hypertext Transfer Protocol Secure)で、データ転送のセキュリティを強化するために通信が暗号化されています。
I
Ideal Customer Profile (ICP)
理想的な顧客像(ICP)
理想的な顧客像(ICP)とは、製品やサービスから最大の利益を得るであろう企業もしくは個人のタイプを仮想的に作り上げたものです。理想的な顧客は、購入サイクルが最も短く、顧客維持率が最も高く、ブランドを最も広めてくれる傾向があります。
Iframe
iframe
iframeは、他のWebページのコンテンツを含むセクションです。SNSのウィジェットやバナー広告、あるいはYouTubeなどの動画を表示するためによく使われます。
Impressions
インプレッション
広告もしくはWebページなどが、訪問者によって閲覧された回数を示す指標が、インプレッションです。Google広告などのPPC広告で一般的に使われる指標です。
In-app messaging
アプリ内メッセージ
モバイルアプリケーション内でアクティブな顧客に直接表示されるメッセージです。ポップアップやプロンプトなどがあり、顧客にアップデート情報を提供したり、期間限定のオファーをリマインドしたりします。
Inbound Link
インバウンドリンク
他のWebサイトから自分のWebサイトへのリンクが、自分から見てインバウンドリンクです。多くのインバウンドリンクを受けているWebサイトは、検索エンジンで上位にランクされる可能性が高くなりますし、他のWebサイトからの流入トラフィックも期待できます。
Inbound Marketing
インバウンドマーケティング
将来の顧客がブランドを見つけるのを助けるマーケティング手法が、インバウンドマーケティングです。人々の注目を集め、ブランドをオンラインで探しやすくし、有益なコンテンツでターゲットを引き寄せることが中心になります。インバウンドマーケティングは、ソーシャルメディア、検索エンジン最適化(SEO)、イベント、コンテンツマーケティングなど、様々な形態のマーケティング手法を使い、ブランド認知度を高め、顧客をビジネスに引き付ける戦略です。
Index
インデックス
検索エンジンのクローラーがWebサイトのページを収集して記録することをインデックスと言います。新規ページや更新ページあるいはページの削除を探知した場合には、インデックスが更新されます。
Index Page
インデックスページ
Webサイトのホームページがインデックスページです。日本ではWebサイトのことを「ホームページ」と言うこともありますが、これは本来間違いで、インデックスページを意味します。例えばドキュメントルートが/www/public_html/で、このディレクトリに存在する最優先で呼び出されるファイルがindex.htmlだとすると、/www/public_html/index.htmlがインデックスページになります。
Influencer Marketing
インフルエンサーマーケティング
潜在顧客の購入に影響を与える人やそのフォロワーと関わることで、ブランドを宣伝して製品やサービスの売上を伸ばすマーケティング戦略が、インフルエンサーマーケティングです。
Infographic
インフォグラフィック
インフォグラフィックは、インフォメーション(Information)とグラフィック(Graphic)を組み合わせた鞄語で、注意を引きつけて理解を高めることを目的とした視覚コミュニケーションの一形態です。
Initial Value Unit
初期価値ユニット(イニシャルバリューユニット)
中心となるユースケースを通じて顧客を前進させるエンゲージメントまたは一連のエンゲージメントが、初期価値ユニットです。
In-product Call to Action (CTA)
製品内コールトゥーアクション(製品内CTA)
製品内部に配置されたCTAが製品内CTAです。これにより、リードの購買意欲が明らかになり、製品適格リード(PQL)やコンバージョンイベントに誘導することができます。
Instagram(インスタグラム、インスタ)は、Facebook社が運営している、スマートフォンで利用可能な写真と動画の共有アプリです。当初は若い世代の個人に使われていましたが、今はコンテンツマーケティングのツールとして使えるソーシャルネットワークサービスに成長しています。
Instagram Ads
Instagram広告
Instagram広告では、写真や動画、ビジュアルコンテンツを使って製品やサービスを宣伝することができます。InstagramはFacebookのユーザー情報を使っているため、Facebook広告と同様に、ユーザー属性を元にターゲットを絞ってコミニュケーションを取れるのが利点です。
Integrated Marketing
統合型マーケティング
広告、PR、ソーシャルメディアなど、様々なマーケティングコミニュケーションを統合し、メディア、チャネル、戦術を組み合わせ、関連性が高く一貫性のあるコンテンツを提供することで、顧客中心のブランドエクスペリエンスを提供するマーケティング手法が、統合型マーケティングです。
Integrations
インテグレーション
2つ以上のものを組み合わせて全体を作成することがインテグレーションです。ビジネスの場合は、ソフトウェアやシステムの統合を指すことが一般的です。すなわち、複数のビジネスシステムをまとめてコラボレーションユニットとして動作させることを意味します。
IP Address
IPアドレス
IPとはインターネットプロトコル(Internet Protocol)のことで、インターネットを確立する通信システムのプロトコルです。IPアドレスは、そのプロトコルを構成する要素で、ネットワークに接続されているデバイスにラベルをつけるために使われる番号です。
J
JavaScript
JavaScript
JavaScriptは、Webページの動作を制御するために広く使われているスクリプト言語です。主に、ボタンをクリックしたりページをロードするなどのイベントの発生時に、Webページがどのように動作するかを制御するために使われます。
K
Key Performance Indicator (KPI)
主要業績評価指標(KPI)
主要業績評価指標(KPI、重要業績評価指標)は、企業が重要な目標を達成するための進捗状況を評価するのに役立つ定量化可能な指標です。複数のレベルにおいてKPIを使用して、目標達成にどの程度成功しているかを評価します。
Key Success Factors (KFS)
主要成功要因(KFS)
企業が市場で競争するために必要な重要な要素が主要成功要因(KFS)です。主に、「戦略的焦点(Strategic Focus)」「人材(People)」「オペレーション(Operations)」「マーケティング(Marketing)」「財務(Finances)」の5つに分けられます。戦略的目的(Strategic Goal)と戦略的範囲(Strategic Scope)とを合わせて、企業の経営陣が戦略的計画プロセスとして明確にしなければならない3要素のうちの1つになります。
Keyword
キーワード
GoogleやBingなどの検索結果ページで、Webページがインデックスされる単語もしくは文言が、キーワードです。検索エンジン最適化(SEO)において重要なのは、キーワードの検索ボリュームと、ターゲット顧客の検索ワードとの一致です。
Keyword Density
キーワード密度
Webページの総単語数をキーワードの個数で割ったパーセンテージがキーワード密度で、対象とするキーワードがそのWebページでどの程度使われているかを表します。検索エンジンはキーワード密度の目安を公表していませんが、キーワード密度が大きすぎると、キーワードの乱用と見なされて、検索エンジンからペナルティを受ける可能性があります。
Keyword Marketing
キーワードマーケティング
検索エンジン最適化(SEO)戦略のひとつとして、検索エンジンのランキングを上げるためにコンテンツもしくはWebサイトにて行われ、また、製品やサービスを宣伝するために、適切なキーワードで広告を出稿して検索エンジンの上位に広告を表示させることが、キーワードマーケティングです。
Keyword Research
キーワードリサーチ
Webサイトへの適切なトラフィックすなわちコンバージョンに繋がる可能性の高いトラフィックを呼び込むためのコンテンツを作成するために、ターゲット顧客が検索エンジンに入力する単語やフレーズを調査することが、キーワードリサーチです。
Keyword Stuffing
キーワードの乱用
Webページに特定のキーワードを詰め込むことで、検索エンジンで検索結果ページの上位にランク付けされようとする検索エンジン最適化(SEO)の対策です。しかしこれは現在ペナルティが与えられる可能性が高く、検索結果ページから完全に削除されることもあります。
L
Landing Page
ランディングページ
マーケティングまたは広告キャンペーン用に作成された独立したWebページが、ランディングページです。訪問者が電子メールのリンクやオンライン広告から「着地する」ページです。ランディングページは、通常、行動を促すフレーズ(CTA)へ至らせることを目的として作られます。
Lead
リード
製品やサービスに興味を持っている人々が、リードです。一般的にリードとは、Webサイトのフォームから資料請求したり、チャットを開始したり、ソーシャルメディアでやり取りして、連絡先情報を共有した人のことです。
Lead Generation Website
リードジェネレーションWebサイト
Webサイトに訪れた人に対し、製品やサービスや業界についての情報を提供して興味を持ってもらうなどし、連絡先を共有してくれるリードに変える目的で作られたWebサイトが、リードジェネレーションWebサイトです。
Lead Management
リード管理
リード獲得、ナーチャリング、トラッキング、スコアリングなど、リードを管理するマーケティングのプロセスが、リード管理です。これにより、リードが見込み客を経て顧客に変わる過程を分析できます。
Lead Nurturing
リードナーチャリング
販売ファネル(セールスファネル)の全ての段階で、リードとの関係を構築し、強化していくことが、リードナーチャリングです。リードの要望に耳を傾け、信頼を築き、ブランド認知度を高め、リードが製品やサービスを購入するまで、リードとのつながりを維持するために必要な情報や回答をリードに提供することに、コミュニケーションの取り組みを集中させます。
Lead Scoring
リードスコアリング
リードをランク付けすることがリードスコアリングで、製品やサービスやブランドへの関心、購入サイクルの位置、ビジネスへの適合性に基づいてスコアリングします。リードスコアリングの目的は、リードに販売できるか(適格リードとできるか)、それともさらにナーチャリングする必要があるか、リードを販売パイプラインから排除するかを判断することです。
Lifecycle Stages
ライフサイクルステージ
リードや顧客との関係に基づいてリードや顧客を段階分けすることが、ライフサイクルステージです。一般的には「認知」「評価」「購入」と分けられますが、これはマーケティングの取り組みにおける購入に至るまでのごく一部しか含まず、不十分と考え、「サブスクライバー」「リード」「育成前リード」「育成済リード」「顧客」「エバンジェリスト」といったように分ける場合もあります。
Lifetime Value (LTV)
生涯価値(LTV)
生涯価値(LTV)または顧客生涯価値(CLV)は、顧客との関係全体に渡って、顧客が企業にとってどれだけ価値があるかを測定したものです。該当顧客の1年間の収益に関係を続ける期間を掛け、その顧客を獲得してサービスを提供するための総コストを引いたものが、最も単純な生涯価値の計算式となります。
Link Building
リンクビルディング
他のWebサイトから自分のWebサイトへのハイパーリンク(リンク)を得ることが、リンクビルディングです。検索エンジンロボットは、リンクからWebページをクロールします。質の高いWebページもしくはWebサイトからのリンクが多いほど、検索エンジン被リンク側のWebページに高評価を与え、検索結果ページでより上位に表示される可能性が高まります。
LinkedIn(リンクトイン)は、ビジネスに特化したソーシャルネットワークサービスです。日本ではあまり活用されていませんが、世界では7億人弱のユーザーを擁する巨大なSNSとなっています。
LinkedIn Advertising
LinkedIn広告
LinkedInで製品やサービスを宣伝するためのプラットフォームがLinkedIn広告で、Google広告やFacebook広告とは異なり、特定のブランドが特定のビジネス目標を達成することに秀でています。業界や肩書や場所などに基づいてターゲットオーディエンスをを選定でき、スポンサーコンテンツやスポンサー付き電子メールやテキスト広告など各種の広告フォーマットがあります。
List Broker
名簿業者(リストブローカー)
名簿業者は、ダイレクトマーケティングのキャンペーンのための適切なコンタクトリストを確実に手に入れるための、大量の名簿と知識を所有しています。ダイレクトマーケティングにとって、良い名簿業者を見つけることも、成功の重要な部分となります。
List Segmentation
リストセグメンテーション
訪問者をリードに変えた後に、リードを、興味、人口統計、業界、場所、行動などの特性に基づいて分類することが、リストセグメンテーションです。リードのリストをセグメントすることで、適切なリードに最も適切なコンテンツを適切なタイミングで配信することができます。これによって、リードを顧客に変える可能性が高まります。
Live Chat
ライブチャット
営業やサポートやカスタマーサクセスチームが、製品やサービスの支援をリードや顧客に提供するために使う、リアルタイムで会話をすることができるマーケティングツールが、ライブチャットです。Webページやモバイルアプリにアクセスした瞬間にポップアップが可能なので、訪問者の注意を引く可能性が大きく、新機能のアナウンスを行って売上を伸ばしたり、サポートを通じて顧客満足度を向上させることができます。また、購入する準備が整った時、あるいは情報を最も必要としている時に、すぐに担当者と繋がることができるため、販売サイクルをスピードアップできます。
Long-Tail Keyword
ロングテールキーワード
単一の検索単語ではなく、複数の単語で組み合わされたより絞り込んで具体的になった検索キーワードが、ロングテールキーワードです。ロングテールキーワードからWebサイトに訪れた訪問者は、単一の検索キーワードで訪れる訪問者よりも求めるものが具体的なので、質の高い訪問者と見なすことができ、コンバージョンする可能性がより高まります。
Lookalike Audience
類似オーディエンス
Facebook広告において、既存顧客もしくはカスタマイズしたリストをインポートすると、類似のオーディエンスを作成できます。これによって、全く新しいターゲットオーディエンスを作成することができ、自社の製品やサービスに興味を持ってくれる可能性の高いオーディエンスにリーチすることが可能になります。
Loyalty Loop
ロイヤルティループ
顧客が製品を使い続け、新機能を採用し、使用量を増やし、更新してもらうために、実質的な価値と顧客体験を提供する継続的なプロセスが、ロイヤルティループです。
LTV : CAC (Customer Lifetime Value to Customer Acquisition)
生涯価値:顧客獲得単価
顧客獲得単価(CAC)に対する生涯価値(LTV)の比率です。これにより、顧客の収益性や、販売とマーケティングの効率性を見極めることができ、事業が持続可能な成長を続けていけるかを判断できます。
M
Machine Learning
機械学習
Webサイトでの訪問者の行動をデータ化して行動の予測を構築するのが、機械学習です。これによって手作業では数時間かかる広告によるオファーの修正などを迅速に最適化するのに役立ちます。
Market Share
市場占有率
製品やサービスのターゲット市場における販売割合が、市場占有率です。最も基本的な計算方法は、総売上高を業界の総売上高で割った数値になります。市場占有率が大きくなるほど、より費用対効果の高い方法でより多くの顧客に製品やサービスを提供できます。
Marketing Analytics
マーケティング分析
マーケティング分析は、キャンペーンがコンバージョンにどのように貢献したかを、顧客の行動や地域や好みなどのパターンを識別するために、キャンペーンを通じて収集したデータから研究することです。この調査結果を使って、将来のキャンペーンを最適化していきます。マーケティング分析は、デジタルマーケティングにおいて、顧客の行動を理解して予測し、ユーザーエクスペリエンス(UX)を最適化して売上を促進するために不可欠です。
Marketing Automation
マーケティングオートメーション
マーケティングオートメーションは、リードをナーチャリングし、マーケティングメッセージとコンテンツをパーソナライズし、マーケティング担当者の時間と労力を節約して戦略に集中できるように設計された、機械的な反復作業をソフトウェアによって行うマーケティングの自動化です。
Marketing Collaboration
マーケティングコラボレーション
マーケティング、セールス、サポート、デザイン、プロダクト、カスタマーサクセスなどのチーム間の調整を行って、強力なチーム連携により、より強固なカスタマージャーニーを構築し、より高いコンバージョン率を配信するために、組織の生産性を向上させる戦術が、マーケティングコラボレーションです。
Marketing Collateral
マーケティング販促ツール(マーケティング資料)
ブランドメッセージや、製品やサービスを伝達もしくは宣伝するために使われる、デジタル資料または印刷物です。マーケティング販促ツールには、パンフレットやポスター、ディスプレイ、ビデオ、電子書籍、ニュースレター、Webサイト、ホワイトペーパーなど、様々な形式のものがあります。
Marketing Funnel
マーケティングファネル
コンバージョンファネル(セールスファネル)に対して、カスタマージャーニーを取り込んだファネルが、マーケティングファネルです。AIDAすなわち「気づき(Awareness)」「興味(Interest)」「欲求(Desire)」「行動(Action)」の段階を経るコンバージョンファネルとは異なります。ただし、今日ではこの直線的なファネルモデルは効果が薄れる傾向にあります。
Marketing Mix
マーケティングミックス
適切な製品やサービスを、適切な場所で、適切な価格で、適切なタイミングで投入することが、マーケティングミックスです。これは4Pと7Pおよび4C理論に基づいています。4Pは「製品(Product)」「場所(Place)」「価格(Price)」「販売(Promotion)」で、これに関連してSAVEフレームワーク、Productに対応する「解決(Solution)」、Placeに対応する「アクセス(Access)」、Priceに対応する「価値(Value)」、Promotionに対応する「教育(Education)」、そして、4Pに「顧客(People)」「プロセス(Process)」「環境(Physical Environment)」もしくは「証拠(Physical Evicence)」あるいは「パッケージング(Packaging)」「ポジショニング(Posisioning)」を加えた7P、さらに、4Cの「価値(Customer Value)」「コスト(Cost)」「コミュニケーション(Communication)」「利便性(Convenience)」で成り立っています。
Marketing Objectives
マーケティング目標
一定の時間で達成されるべき、製品やサービスをターゲット顧客に宣伝する際の目標が、マーケティング目標で、組織の目的を達成するために設定するマーケティング戦略です。これはSMART、つまり「特定(Specific)」「測定可能(Measurable)」「達成可能(Achievable)」「関連(Relevant)」「期限付き(Time bound)」に準じます。
Marketing Operations
マーケティングオペレーション
マーケティングオペレーションは、電子メールの配信、システム・顧客データの分析、顧客サポート、リードローテーション、コンテンツ作成、市場調査、予算編成などのマーケティング業務の効果的な進行を支援するために必要な技術と技術の運用です。
Marketing Personalization
マーケティングパーソナライゼーション
データを活用して個々のリードにブランドメッセージを発信する方法で、パーソナライズされたマーケティングまたは1対1のマーケティングと呼ばれます。パーソナライズ化されたメッセージを送るには、リードが今何を望んでいるかを知っていること、リードが誰で何をしたかを覚えていること、リードが将来何を求めているかを予測できることが必要です。
Marketing Qualified Lead (MQL)
マーケティング適格リード(MQL)
リードはより細かく分類することもあります。「マーケティング適格リード(MQL)」「販売許可リード(SAL)」「販売適格リード(SQL)」です。このうちマーケティング適格リード(MQL)は、販売段階への移行準備がまだできていないがクライアントになる可能性がある程度高いリードのことです。
Marketing Research
市場調査
市場調査、もしくは、マーケティング調査は、情報を収集して製品やサービスのターゲット市場すなわち対象とするオーディエンスをより理解するための手法です。調査情報を使って、より優れた製品やサービスを設計し、ユーザーエクスペリエンスを向上させ、質の高いリードを引きつけてコンバージョン率を向上させるマーケティングメッセージを作成します。
Marketing Technology Stack
マーケティングテクノロジースタック
マーケティング活動のための技術ツールとその組み合わせが、マーケティングテクノロジースタックです。カスタマーサポート、顧客オンボーディング、ソーシャルメディア、アナリティクス、SEO、顧客ロイヤルティ、電子メールマーケティング、コンテンツマーケティング、顧客の声、動画、マーケティングオートメーション、CRMなど、様々なソフトウェアが含まれます。マーケティングに限らないものは、テクノロジースタック、テックスタック(Tech Stack)となります。
Meta Description
メタディスクリプション
検索エンジンの検索結果ページ(SERP)に表示されるWebページの説明文となる、HTMLのメタ(meta)要素に記述するテキストが、メタディスクリプションです。これはいわば広告テキストとなるので、オーガニック検索結果のクリック率を上げる力になります。
Meta Keywords
メタキーワード
Webページのメタ要素に記述するもので、そのページのキーワードをカンマ区切りで羅列します。現在ではメタキーワードは検索エンジンに使用されないので、通常は記述しません。
Meta Tags
メタタグ
Webサイトでの構造化データの記述で、メタ(meta)要素とも言います。ヘッダーのHTTP応答を模したり、作成者タグ付きのテキストを記載します。検索エンジンやソーシャルネットワークなどに利用される属性も含まれます。
Metadata
メタデータ
メタデータは、画像や動画やスプレッドシートやHTML文書などのデータを説明するデータです。作成日や更新日やファイルサイズ、オープングラフタグなどを含みます。
Microsite
マイクロサイト
企業のコアとなるWebサイトとは別に、既存のブランドと調和しない新製品を販売したり、特定の顧客層を対象にしたり、1回限りのイベントを宣伝したり、訪問者がどう反応するかを確認するためなどに作成されたWebサイトが、マイクロサイトです。ランディングページは特定のアクションを実行するように設計されていますが、マイクロサイトは情報を提供することに重点を置いています。
Middle of the Funnel (MoFu)
ミドルオブザファネル(MoFu)
マーケティングがセールスに切り替わるバイヤーズジャーニーの中間段階で、リードを育成(リードナーチャリング)して信頼を築いていく場面になります。
Minimum Viable Product (MVP)
実用最小限の製品(MVP)
実用最小限の製品(MVP)とは、アーリーアダプターを引きつけ、製品開発サイクルの早い段階で、製品のアイディアを検証するのに必要十分の機能を備えた製品です。不成功に終わる製品の構築に費やす時間とリソースを最小限に抑えるのにも役立ちます。
Mobile Marketing
モバイルマーケティング
モバイルユーザーに最適化されたマルチチャネルマーケティング戦略で、Webサイト、電子メール、SMS/MMS、ソーシャルメディア、モバイルアプリなどのマルチチャネルで、スマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスを使っているユーザーにリーチすることを目論みます。
Mobile Optimization
モバイル最適化
モバイル最適化とは、モバイルデバイスからWebサイトに訪れたユーザーが、そのデバイスに最適化された体験を確実に行えるようにすることです。Google検索のアルゴリズムは、モバイルフレンドリーなWebサイトをより評価するようになっているので、検索エンジン最適化(SEO)においても重要な対策となります。
Mobile Search
モバイル検索
スマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスでオンライン検索することが、モバイル検索です。モバイル検索ではローカルビジネスを検索する割合が高いのが特徴です。
Moment of Joy
喜びの瞬間
見込み客が商品に価値を感じる瞬間が、喜びの瞬間です。「真実の瞬間」に似ており、特にゲーム業界で人気があります。製品主導のコンバージョンを成功させるには、ユーザーが望ましい行動をしたときに、喜びの瞬間を、認識や報酬と結びつけます。
Moment of Truth (MOT)
真実の瞬間
顧客やサービスを利用しているユーザーが、ブランドや製品・サービスについての印象を作り上げたり、今まで認識していたものを変化させたりするような形で、そのブランドや製品・サービスに接する瞬間が、真実の瞬間です。
Monthly Recurring Revenue (MRR)
月間経常利益(MRR)
月次ベースで受け取ることが予想できる、予測可能な収益が、月間経常利益(MRR)です。特にSaaSビジネスモデルでは、MRRが一貫して予測可能なので、正確な財務予測ができます。月間ARPU(クライアントあたりの平均収益、Average Revenue per User)に月間顧客総数を掛けると算出できます。
MRR Churn Rate (Gross Revenue Churn)
MRR解約率(収益解約率)
MRR解約率が計算される期間の開始時に、既存顧客から失われたMRR(Monthly Recurring Revenue)の割合が、MRR解約率です。MRR解約率にはアップセルやクロスセルが含まれていないため、常に正の値となります。
MRR Expansion Rage (Net Revenue Retention)
MRR拡大率(収益拡大率)
MRR拡大が計算される期間の既存顧客へのアップセルやクロスセルによって得られたMRRの割合が、MRR拡大率です。拡大したMRRの量を開始時のMRRで割って算出されます。
Multi-Channel Marketing
マルチチャネルマーケティング
複数のチャネルを利用してターゲットにリーチするマーケティング手法が、マルチチャネルマーケティングで、クロスチャンネルマーケティングとも呼ばれます。小売店、オンライン広告、Webサイト、ダイレクトメール、電子メール、通販カタログなど、チャネルは多岐に渡ります。
Multi-Touch Revenue Attribution
マルチタッチ収益アトリビューション
マルチタッチ収益アトリビューションもしくはマルチタッチアトリビューションは、新規顧客をより効率的に獲得するための支出を明確にするために、カスタマージャーニーにおいて、コンバージョンにつながるそれぞれのタッチポイントの価値を決めることです。ラストタッチアトリビューションなどとは異なりカスタマージャーニー全体を考慮しているため、Google広告など特定のプラットフォームを優先してしまって最適化を誤る可能性を防げます。
Multivariate Testing
多変量テスト
多変量テストは、A/Bテストとは異なり、複数の変数の組み合わせでパフォーマンスをテストし、どの組み合わせが最も多くのコンバージョンを生み出すかを判断するテスト方法で、大量のトラフィックがある場合に有効です。
N
Narrowcasting
ナローキャスティング
オンラインにおいて、特定のターゲットにキャンページのメッセージを送信することが、ナローキャスティングです。ナローキャスティングの目的は、過去の購入パターンや好みに基づいてカスタマイズされた広告を配信することです。
Native Advertising
ネイティブ広告
コンテンツマーケティングの延長上にある、広告のように見えずに製品やサービスを宣伝するオンライン広告が、ネイティブ広告です。FacebookやInstagramやTwitterなどのソーシャルメディアサービスは、コンテンツ配信のためにネイティブ広告を有料で提供しています。
Net MRR Churn (Net Revenue Retention Rate, NRR)
純MRR解約率(純収益維持率)
同一期間の解約済みMRRと拡張MRRに基づくMRR変化率が、純MRR解約率です。解約されたMRRから拡張MRRを差し引き、それを期首のMRRで割って算出されます。純MRR解約率は、ある期間に既存の顧客から失われたMRRの割合です。
Net Promoter Score (NPS)
ネットプロモータースコア(NPS)
ネットプロモータースコア(NPS)は、顧客満足度の指標で、カスタマーエクスペリエンスで使われます。ブランドや製品やサービスを友人や同僚に薦める可能性を0~10で評価し、「推奨(9~10)」「中立(7~8)」「非難・中傷(0~6)」に分類されます。
New Users
新規ユーザー
Googleアナリティクスにおいて、初めてWebサイトを訪れた訪問者が、新規ユーザーです。
News Feed
ニュースフィード
Facebookニュースフィードは、Facebookユーザーが情報を消費するための手段で、絶え間ない友だちの投稿と広告で満たされています。Twitterではタイムラインと呼ばれています。Facebookで行うビジネスでは、ニュースフィードで魅力的なコンテンツ(広告)を配信し、リードや見込み客とのコミュニケーションを促進することです。
Nofollow Link
nofollowリンク
属性relの値にnofollowを指定したハイパーリンクで、これを指定すると、そのリンクとリンク先Webページが関連付かないため、リンク先が検索エンジンロボットにクロールされず、リンクURLの検索エンジンランキングに影響を与えません。
Non-product Engagements
製品外エンゲージメント
見込み客が製品以外で行ったすべてのインタラクションが、製品外エンゲージメントです。
Nonprofit Marketing
非営利マーケティング
非営利マーケティングは、ビジネスの収益を目指すのではなく、非営利団体の非営利の使命を推進するマーケティングです。非営利団体は「マーケティング」という用語の代わりに、コミュニケーション、広報、ブランディングなどの言葉を使いがちですが、これらはマーケティングに含まれる一部のため、行動が制限される可能性があります。
O
Off-Page Optimization
オフページ最適化
オフページ最適化(オフページSEO、オフサイトSEO)は、検索エンジン結果ページ(SERP)のランキングを上げるための、WebサイトもしくはWebページ外部での活動です。外部Webサイトの記事、ブックマーク、動画、SNSなど、自分のWebサイト以外からのバックリンクがその中心になります。
Offer
オファー
マーケティングにおけるオファーとは、Webサイトに訪れた人に、電子メールアドレスなど個人情報の提供をしてくれた代わりに提供するもので、インバウンドマーケティングにおいて重要な要素です。オファーとしては、電子書籍、チートシート、ウェビナー、テンプレート、ホワイトシート、ツールなど、様々な種類のものがあります。
Omnichannel Marketing
オムニチャネルマーケティング
マルチチャネルマーケティングとは違い、各チャネルで統一してパーソナライズされたメッセージをリードに提供します。リードはどのチャネルからでも同じように見える、同じように感じるメッセージを受け取ることができるので、リードとのコンテクストに基づいたエンゲージメントを生み出します。
On-Page Optimization
オンページ最適化
オンページ最適化(オンページSEO、オンサイトSEO)は、Webサイトを利用する人と検索エンジン向けにWebページのコンテンツを最適化する方法です。タイトル、メタディスクリプション、コンテンツ、内部リンク、URLなどの最適化を行います。
Open Graph (OG) Tag
OGタグ
Facebookによって最初に作成されたインターネットプロトコルのオープングラフプロトコル(Open Graph protocol、OGP)に基づくHTML要素が、OGタグで、FacebookなどでシェアされるWebコンテンツを最適化するために使います。
Open Rate
開封率
送信した電子メールのうち、未達分を除いた数を開封された電子メールで割った割合が、開封率です。単独の開封率を見るだけではなく、時間の経過での開封率の変化を見たり、比較することで、リードや顧客の関心を知ることができます。
Opprtunity
オポチュニティ
リードが適格リードを通過して見込み客となり、顧客になる可能性が非常に高い見込み客がオポチュニティです。
Opt-in Marketing
オプトインマーケティング
電子メール、プロモーション、ブログ記事などのフォローアップコミュニケーションを送信する前に、リードや見込み客の許可・承認を求めてから行うマーケティング形態が、オプトインマーケティングです。許可を得ずに電子メールなどを送ることは、もはや迷惑メール以外の何物でもなく、事実、開封率もクリック率も低く、売上に貢献しない場合が多くなります。
Organic Search
オーガニック検索
有料広告以外の検索エンジンの検索結果が、オーガニック検索です。検索結果は検索語句との関連性でランキングされます。ランキングはGoogleやBingなど各社で異なり、検索の設定やアクセス地点などによって変わります。
Organic Traffic
オーガニックトラフィック
有料広告ではない検索エンジンの検索結果ページ(SERP)からWebサイトにアクセスした訪問者が、オーガニックトラフィックです。インバウンドマーケティングにおいて主要なチャネルとなります。
Outbound Link
アウトバウンドリンク
あるWebサイトから他のWebサイトへのハイパーリンクが、アウトバウンドリンクです。有料リンク、アフィリエイトリンク、商品リンクなどの、収益を発生させるリンクはnofollowリンクとしないと、検索エンジンからの信頼が低下します。
Outbound Marketing
アウトバウンドマーケティング
売り手から買い手に対して積極的にメッセージを送るマーケティング手法が、アウトバウンドマーケティングです。無差別にメッセージを送る伝統的なマーケティング手法で、テレビやラジオコマーシャル、新聞や雑誌広告、チラシやパンフレット、アウトバウンドコール(電話営業、コールドコール)、電子メール(スパム電子メール)などで、一般的に費用対効果は低くなります。
P
Page Speed
ページ速度
WebページがWebブラウザでの読み込みにかかる時間が、ページ速度です。これにはいくつかの指標があり、「First Paint(FP)」「First Contentful Paint(FCP)」「First Meaningful Paint(FMP)」や「Time to Interactive」「Speed Index」「Largest Contentful Paint」などの総合でスコアリングされます。
Page Views (PV)
ページビュー(PV)
Googleアナリティクスにおいて、表示されたページの総数がページビューで、Webサイトへの訪問者がページを開くたびにカウントされます。ページ別訪問数(ユニークページビュー)は、セッションを基準にするため、同一セッションで複数回そのページに訪れても、ユニークページビューは1回と計測されます。
Paid Search
有料検索
通常はPPC広告を指し、検索エンジンの検索結果ページ(SERP)に表示されます。有料検索の最大の利点は、オーガニック検索結果より上位に広告を表示できることです。
Paid Search Traffic
有料検索トラフィック
オーガニック検索ではなく、Google広告やFacebook広告などのPPC広告からWebページに来る訪問者が、有料検索トラフィックです。
Pay-per-Click (PPC)
ペイパークリック(PPC)
クリック課金型をペイパークリック(PPC)と言い、広告がクリックされるたびに料金を支払うマーケティングのモデルです。PPCは、Webサイトへの訪問者誘導を購入する方法です。
ポータブルドキュメントフォーマット(Portable Document Format、PDF)は、Adobe Systems(アドビシステムズ、当時)によってPostScript形式に基づいて開発された、ドキュメントや情報を交換するためのファイル形式です。ホワイトペーパーや電子書籍などでも使われます。
Performance Marketing
パフォーマンスマーケティング
パフォーマンスマーケティングは、長期的戦略的な観点から主要業績評価指標(KPI)に焦点をあてることで、収益とビジネスの維持を促進することに重点を置き、測定可能な結果にのみ支出することで、マーケティングファネル全体で、適切なチャネルを用い、適切な潜在顧客にリーチすることで、ブランド影響力を最大化するマーケティング手法です。
Permission Marketing
パーミッションマーケティング
オプトインマーケティングと同じです。リードの承認を得てコミュニケーションを取ることで、質の高いリードを獲得する可能性が高くなります。
Personalized Customer Experience
パーソナライズドカスタマーエクスペリエンス
意味のある顧客エンゲージメントを生み出すために、ターゲットとなるメッセージや体験をデザインし、提供する継続的なプロセスが、パーソナライズドカスタマーエクスペリエンス(パーソナライズした顧客体験)です。
Personalized Marketing
パーソナライズドマーケティング
マーケティングパーソナライゼーション(Marketing Personalization)と同じです。データを収集・分析し、個人を対象としたブランドメッセージを配信する手法が、パーソナライズドマーケティングです。
Personalized Product Recommendations
パーソナライズドプロダクトレコメンデーション
顧客の閲覧履歴や購入履歴をもとに、顧客が要望していると思われる製品を提案すること、言い換えると、顧客の行動を活用して、その顧客が将来なにを欲しがるかを予測して提案することが、パーソナライズドプロダクトレコメンデーションです。これによりコンバージョン率が大幅に向上します。
Personas
ペルソナ
ペルソナ(バイヤーペルソナ、マーケティングペルソナ)は、市場調査と既存顧客のデータに基づく理想的な顧客像を元に作成された顧客像です。ペルソナを構築し、それに基づいた戦略を立てることによって、事業が成功するために必要な顧客からの信頼や共感を得ることができます。
Pinterestはビジュアルコンテンツを共有するソーシャルメディアサービスで、ビジネス向けのPinterest Businessによって、FacebookやTwitterとは別に、リーチを広げることができます。一般的には電子商取引のマーケティングに向いています。
Pixel
ピクセル
ピクセ(、マーケティングピクセル、トラッキングピクセル)は、Webサイトへの訪問者の情報を収集するコードです。収集した情報をもとに、訪問者に最も関連性の高い有料広告を配信するのに役立ちます。また、キャンペーンのパフォーマンスを測定し、コンバージョンを追跡することで、リードの行動に基づいたオーディエンスの構築に使えます。
PQL to Customer Rate
PQL顧客転換率
製品適格リード(PQL)が顧客に転換された割合です。顧客数をPQL数で割って算出されます。PQL顧客転換率は、どれだけ効率よくPQLを顧客に変えているかを示しています。
Product Champion
製品チャンピオン
製品に対して最も高いレベルのエンゲージメントを持ち、組織内の誰が製品を使用するのか、また各ユーザーがどのような役割を持っているのかを十分に理解している顧客が、製品チャンピオンです。
Product Differentiation
製品差別化
製品の独自の販売提案(USP)を確実にするために、製品に独自の特徴や機能を導入することが、製品の差別化です。これによって、同じカテゴリーの競合製品より、競争上の優位性を獲得できます。
Product Engagement
製品内エンゲージメント
見込み客が製品内で行うすべてのインタラクションが、製品内エンゲージメントです。
Product-Led Go-to-Market Strategy
プロダクトレッドGTM戦略
製品内での顧客の行動、フィードバック、製品の使用状況、および分析に基づいて、企業がどのように顧客を獲得し、維持し、成長させていくかについて、反復可能かつ拡張可能なプロセスを記述した行動計画が、プロダクトレッドGTM戦略です。
Product-Led Growth (PLG)
プロダクトレッドグロース(PLG)
ファネルモデルのように販売主導によって顧客獲得や維持を行うのではなく、全てのチームが製品に集中することで、製品主導でこれを行う戦略が、プロダクトレッドグロース(PLG)です。顧客に製品の価値を提供した後に、アップグレードを開始します。製品主導とすると、多くの場合、販売サイクルの短縮、顧客獲得コストの削減、従業員あたりの収益が向上していきます。
Product-Market Fit (PMF)
プロダクトマーケットフィット(PMF)
顧客が誰であるか、顧客がブランドや製品についてどう思っているか、顧客が製品やサービスに投資しても良いと思っているかを測定して、なくてはならないものと見なす潜在顧客がどの十分に存在するのであれば、製品と市場は適合している(プロダクトマーケットフィット(PMF))と言えます。
Product Life Cycle
製品ライフサイクル
製品が市場に出回っている間に通過する「導入」「成長」「成熟」「衰退」の4段階にいて、マーケティングと販売を組織的に行うためのフレームワークが、製品ライフサイクルです。「導入」と「成長」をできる限り短期間で、「成熟」と「衰退」をできるだけ長期間にするための戦略を立てることが重要です。ただし、ほとんどの製品は「衰退」の一途を辿ります。
Product/Market Fit
製品/市場適合性
自社製品が解決できる問題を抱えているターゲット市場の顧客を、提供される価値よりもはるかに低い価格(または総所有コスト)で見つけるための実験的プロセスが、製品/市場適合性(プロダクト/マーケットフィット)です。なお、「企業/市場適合性」は、「苦痛/製品適合性」と「顧客/メッセージ適合性」を組み合わせたものです。
Product Marketing
プロダクトマーケティング
製品と顧客とを結びつける活動が、プロダクトマーケティングです。これは、市場調査、製品の設計、顧客開発、ポジショニング、ブランドメッセージング、製品の発売、発売後の測定など、ビジネスのあらゆる段階に渡ります。
Product Matrix
プロダクトマトリクス
プロダクトマトリクスは、様々な製品と各製品の機能の比較をチャート形式にしたものです。機能、価格、市場セグメントなどを並べて比較することで、次に開発する製品を決定するための情報を得やすくなり、また、最小限の製品数で最大限のカバレッジを達成するのに役立ちます。
Product Positioning
製品ポジショニング
製品ポジショニングとは、製品をどのように感じてもらいたいかを市場に伝達すること、翻って、その製品が顧客の問題から来る苦痛をどう解消してくれるかを示すことです。顧客の求める製品を提供する、あるいは、製品に合わせて新しい市場を見つけ出してあるいは作り出して提供することです。
Product Qualified Lead (PQL)
製品適格リード(PQL)
製品適格リード(PQL)とは、体験版やデモで製品やサービスの使用を通じて、その価値を理解して、購入する関心を示した見込み客のことです。ただし、試用しているだけでは不十分で、定期的に特定の機能を利用していて、ペルソナと一致していることも必須となります。
Product Range
プロダクトレンジ
プロダクトレンジもしくはプロダクトラインは、同様の機能、同様の価格、同様の顧客という特性を持つ製品のグループです。製品のコア部分を共通とし、比較的小さなバリエーションをもって、より幅広い顧客に提供します。
Programmatic Advertising
プログラマティック広告
ディスプレイ、モバイル、ビデオ、ソーシャルメディアなど、様々なデジタルチャネルに存在する、人工知能と機械学習を使って、リアルタイムで購入する自動化された広告が、プログラマティック広告です。
Promotional Mix
プロモーションミックス
マーケティングの目標を達成するためのプロモーション、すなわち、個人販売、広告、販売促進、広報、ダイレクトマーケティングを組み合わせたものが、プロモーションミックスです。
Promotions
プロモーション
製品やサービスについて顧客に知らせて購入するよう説得するマーケティングのコミュニケーションが、プロモーションです。
Prospect
見込み客
MQL/SQLモデルにおいて、一般的に、リードから一段回進んでマーケティング適格、販売適格となったリードが見込み客(プロスペクト)です。見込み客は、ターゲット市場に適合し、製品やサービスを購入する手段を持ち、購入を決定する権限を持ちます。
Prospect Onboading (User Onboading)
見込み客オンボーディング(ユーザーオンボーディング)
リードが製品・サービスへの初期登録を経て、初期価値を体験し、製品適格リード(PQL)に到達するまでの流れ。ユーザーが一日も早く製品に慣れ親しみ、初期価値を実感できるように設計されています。
Psychographics
サイコグラフィック
製品やサービスのターゲット市場の価値観、信念、意見、興味、性格、ライフスタイルが、サイコグラフィックです。IAO変数、すなわち「興味(Interests)」「活動(Activities)」「意見(Opinion)」に基づきます。マーケットをセグメントする際の指標のひとつで、他にはデモグラフィック、ゲオグラフィック、ビヘイビアがあります。
Q
QR Code (Quick Response Code)
QRコード(クイックレスポンスコード)
QRコードは、一般的に白い背景にグリッド上に配置された黒い正方形で構成された、主にスマートフォンのカメラで読み取ることができるバーコードです。プロモーションなどで特定のWebページに誘導するためなどに使われます。
Qualified Lead
適格リード
適格リードは主に3種類あり、リードナーチャリング段階に進んだマーケティングを継続する資格のあるリードが、マーケティング適格リード(MQL)で、製品やサービスをよく調べ、購入意思を示していて、連絡を受けることを承認し、セールス認定したリードが、販売適格リード(SQL)です。その他には製品適格リード(PQL)などがあります。
Quality Score
品質スコア
Google広告やBing広告で使われる、広告の品質を測定するためのメトリクスが、品質スコアです。PPC広告とランディングページが、選択したキーワードとどの程度関連性があるか自動で評価するものです。品質スコアに基づいて、キーワードの見直しや、広告やランディングページの最適化を行っていけます。
Questionnaire
アンケート
顧客が商品やサービスについてどのように感じているかを特定するための一般的な方法が、アンケートです。よりよい顧客体験のために、アンケートを通じて顧客の温度を測り、改善していくためなどに使われます。
R
Reach
リーチ
キャンペーンや広告を見ることができるターゲット顧客の推定数が、リーチです。ブランド認知度を向上させるために、コストを低く抑え利益を高く保つターゲット市場に向け、リーチを拡大して維持していくことが必要です。
Redirect
リダイレクト
あるURLから別のURLに自動的に転送するのが、リダイレクトです。Webサイトを新しいドメインに移転した際、新しいドメインに誘導するためや、Webページを別のURLに変更した際、新しいURLに誘導するためなどに使います。サーバー側でリダイレクト処理をする場合は、恒久的リダイレクトの301、308、一時的リダイレクトの302、303、307、特殊リダイレクトの300、304があります。
Referral
リファラル
リファラル、リファラルトラフィックは、外部のWebサイトやソーシャルメディアなどから自分のWebサイトにアクセスする顧客のことです。Google Search Console、Googleアナリティクス、Google広告などや、その他のツールで追跡できます。
Remarketing Lists for Search Ads (RLSA)
検索広告向けリマーケティングリスト(RLSA)
検索広告向けリマーケティングリスト(RLSA)は、Google広告の機能のひとつで、Webサイトへの訪問から得た訪問者の行動情報をもとに、検索広告をカスタマイズできる機能です。これによって、訪問者が同じような商品を検索した時にキーワード単価を調整したり、訪問者に合った広告を表示したりできます。
Responsive Web Design
レスポンシブWebデザイン
Webサイトを利用している訪問者のデバイスは、スマートフォン、タブレット、デスクトップ、ゲーム、テレビなど、多岐にわたります。デバイスのサイズに合わせて、柔軟にレイアウトを変更するWebサイトのデザインが、レスポンシブWebデザインです。
Retargeting
リターゲティング
より購入してもらうよう働きかけるために、訪問者が最近閲覧した製品の広告を表示することが、リターゲティングです。行動を追跡するために、一般的にはクッキー(Cookie)を使っていますが、AppleではITP(Intelligent Tracking Prevention)により広告に使われるサードパーティーのクッキーが完全にブロックされ、Googleでもサードパーティーのクッキーはサポートされなくなるので、サードパーティーのクッキーを利用したリターゲティング広告は機能しなくなります。
Return on Ad Spend (ROAS)
広告費回収率(ROAS)
広告キャンペーンを行ったときの、支出に対する売上の比率が、広告費回収率(ROAS)です。1万円の広告費に対して10万円の売上の場合、10:1(1000%)となります。ROASは、広告キャンペーンのみのハードコストになります。
Return on Investment (ROI)
投資利益率(ROI)
投資のコストに対する利益の比率が、投資利益率です。1万円の投資に対して10万円の利益の場合、0.9あるいは90%となります。投資利益率(ROI)は金銭の時間的価値を反映していないので、長期的には正味現在価値(NPV)や内部収益率(IRR)を使います。
Retweet
リツイート
リツイートとは、Twitterで他人の投稿(ツイート)を自分が再投稿することです。これによって、フォロワーに他人の投稿を共有することができます。リツイートは、Twitterにおけるブランド認知度の指標となります。
Revenue Operations
レベニューオペレーション
ビジネスの速度を向上させ、処理能力を最適化し、顧客の問題解決と収益の目標を妨げるフリクションを最小限にする戦略的な調整を行うことが、レベニューオペレーションです。
Robots.txt / Robots Exclusion Protocol (REP)
robots.txt
検索エンジンロボットを排除する仕様が、ロボット排除プロトコル(REP)あるいはrobots.txtです。これはWebサイトのどの領域を処理すべきか否かを検索エンジンロボットに知らせる方法を指定するものです。
RSS (Rich Site Summary / RDF Site Summary / Really Simple Syndication)
RSS
新しいWebサイトのコンテンツが利用可能になったことを訪問者に知らせるための方法のひとつが、RSSです。RSSを利用して、第三者にコンテンツを供給することも可能になります。
S
Sales Enablement
セールスイネーブルメント(販売支援)
販売担当者がより効率的に販売するのに役立つ情報や、コンテンツ、ツール、トレーニングなどの複数の販売機能をを体系化して、販売組織に提供することが、セールスイネーブルメントです。組織の販売プロセスを調整することで、バイヤーズジャーニーとカスタマージャーニーが最適化されて、事業を成功に導きます。
Sales Funnel
販売ファネル(セールスファネル)
販売プロセスをリードから顧客までの段階に区切り、顧客をマッピングしていくモデルが、セールスファネルです。
Sales Operations
セールスオペレーション
セールスオペレーションとは、販売チームがより速く効率的に販売できるように、リード管理、セールス管理などから、セールスプロセスの最適化、自動化、トレーニングなど、CRMや営業促進プラットフォームで行うすべてのことを指します。
Sales Qualified Lead (SQL)
販売適格リード(SQL)
バイヤーズジャーニーの顧客ライフサイクルステージは、訪問者、リード、MQL、SQL、販売機会、顧客の6つのステージに分かれます。販売適格リード(SQL)は、顧客ライフサイクルのうち、4番目に位置するステージで、購入適格とされたリードのことです。
Schema Markup
構造化データマークアップ
検索エンジンがWebページの内容を理解し、検索エンジンの検索結果ページ(SERP)でより適切に表現するのに役立つコードが、構造化データマークアップです。構造化データマークアップによって、通常の検索結果よりもクリック率が高いリッチスニペットを強化します。
Search Engine Marketing (SEM)
検索エンジンマーケティング(SEM)
検索エンジンの検索結果ページ(SERP)で上位に広告を配置するためのデジタルマーケティング戦略が、検索エンジンマーケティング(SEM)で、オーガニック検索での検索エンジン最適化(SEO)とは区別され、PPC広告戦略と同義です。
Search Engine Optimization (SEO)
検索エンジン最適化(SEO)
検索エンジンの検索結果ページ(SERP)でのランキングを向上させるために、Webサイトのコンテンツや構造に変更を加えることが、検索エンジン最適化(SEO)です。大きくオンページSEOとオフページSEOに分けられます。
Search Engine Results Page (SERP)
検索エンジン結果ページ(SERP)
ユーザーが検索クエリを送信した後に検索エンジンが返すページが、検索エンジン結果ページ(SERP)です。このページは、オーガニック検索結果と、有料検索結果で構成されています。
Search Engines
検索エンジン
検索エンジンは、インターネットの情報を検索する手段として作られ、利用されるソフトウェアです。人力によって維持されるWebディレクトリとは異なり、検索エンジンロボットが自動でワールドワイドウェブ(WWW)を巡回し、データベースにインデックスを作成していき、独自のランキング付けを行います。検索エンジン最適化(SEO)と検索エンジンマーケティング(SEM)を通じ、インバウンドマーケティングにとって重要な役割を果たしています。
Search Impression Share (SIS)
インプレッションシェア(SIS)
Google広告の指標で、広告で受信したインプレッションの割合を、広告で利用可能だったインプレッションの総量で割ったものが、インプレッションシェア(IS)です。最上部インプレッションシェアがATISです。インプレッションシェアは、入札単価や予算を上げた場合に、より多くのユーザーに広告を表示できるかどうかを見極める目安になります。
Search Query
検索クエリ
検索エンジン利用者が、興味のあるものを見つけるために検索エンジンに入力するフレーズやキーワードの組み合わせが、検索クエリです。検索エンジンに質問するという意味で、検索クエリと名付けられています。
Segmentation
セグメンテーション
市場セグメンテーションは、一般的に「デモグラフィック」「サイコグラフィック」「ゲオグラフィック」「ビヘイビア」に分類でき、顧客セグメンテーションは「新規リード」「再来リード」「再来顧客」「ロイヤルカスタマー」などに分類できます。セグメンテーションにより、ターゲティングをより効果的に行なうことができます。
Sender Score
送信者スコア
送信者スコアは、様々なISP、スパムフィルター、セキュリティ会社からのデータをもとに、0~100で評価した、電子メール送信者のスコアです。スコアが90未満の場合はスパムと判断され、電子メールのブロック率が高く、開封率が低くなる可能性が高くなります。
Service Level Agreement (SLA)
サービス水準合意(SLA)
セールス(営業)とマーケティングとの間の協力契約が、サービス水準合意(SLA)です。これにより、セールス部門とマーケティング部門が、具体的な数値目標に基づいて、お互いをサポートし合うことになります。企業の各部門は根本的に対立するので、部門間の具体的な契約がなければ、事業が失敗する可能性が高くなります。
Services Operations
サービスオペレーション
インバウンドマーケティングのフライホイールには、マーケティング、セールス、サービスの3つの機能があり、業務があります。このうちのサービス業務には、プロフェッショナルサービス、カスタマーサクセス、カスタマーサポート、カスタマーエクスペリエンスの業務があります。これらの部門の連携のために、効率を最大化する適切なツールやシステムを配置し、維持するのが、サービスオペレーションです。
Sessions
セッション
Webページにおけるセッションとは、顧客がWebページにアクセスし始めたときから、Webページを離脱したときやWebブラウザを閉じたときまでの時間となります。
Signup to Customer Rate
サインアップ顧客転換率
製品やサービスにサインアップした見込み客のうち、有料会員になった人の割合です。顧客数をサインアップ数で割って算出されます。サインアップ顧客転換率は、どの程度平均してサインアップを顧客に変えているかを示します。
Singup to PQL Rate
サインアップPQL転換率
プロファイルと製品内エンゲージメントの要件を満たし、製品適格リード(PQL)となった見込み客の割合です。製品適格リード(PQL)の数をサインアップの数で割って算出されます。サインアップPQL転換率は、初期価値に到達するまでの初期段階において、どれだけ効果的に見込み客に関与しているかを示すものです。
Sitelink
サイトリンク
Google広告表示オプションの、検索キャンペーンのパソコンの場合最大6個、モバイルの場合8個、YouTubeの場合4個の追加リンクを設置できる広告拡張機能が、サイトリンク表示オプションです。検索エンジン結果ページ(SERP)での存在感やクリック率やコンバージョン率を高めるために有用です。
Sitemap
サイトマップ
サイトマップは、検索エンジンロボットだけではなく、Webサイトへ訪問した顧客にも有用な、Webサイトのコンテンツもしくはページのハイパーリンク一覧です。検索エンジンにとっては、Webサイトの正しいリンク構造を取得できるために、重要なページとなります。
Small-to-Medium Business (SMB)
中小企業
通常、小規模だと従業員が0~100人、中規模だと100~500人、年間収益が500万~1,000万USD、日本円で約5億円~10億円程度の企業が、中小企業です。国際的にはSMEが中小企業となり、従業員500人未満、年間収益1,000万~10億USD(10億円~1,000億円)程度の企業が、中小企業です。
Smarketing
スマーケティング
セールス(販売)とマーケティングの取り組みを連携または統合したものが、スマーケティングです。ただし、セールスとマーケティングとは全く別のスキルを必要とする専門分野なので、これらの境界は明確にしなければなりません。
Smart Segment
スマートセグメント
機械学習を仕様してリードの行動を予測し、顧客をグループにセグメント化することが、スマートセグメントです。各種マーケティングソフトウェアに実装されている場合が多い機能で、自動的にあるいは簡易にセグメント化を実現できます。
SMS Marketing
SMSマーケティング
SMS(Short Message Service)を利用して、製品やサービスなどを宣伝するマーケティング戦略が、SMSマーケティングです。一般的に電子メールなどより好まれ、即時のオファーを通知するのに優れています。
Snapchat
Snapchat
Snapchatは10代の若年層を中心に利用されているソーシャルアプリです。他のSNSに加えSnapchat広告により海外顧客向けにリーチを広げるのに有効です。
Social Media
ソーシャルメディア
ソーシャルメディアは、人々がコンテンツを迅速にリアルタイムで共有できるように設計されたWebサイトあるいはアプリケーションです。Facebook、Twitter、Youtubeなどは、個人でもビジネスでも参加し利用できるソーシャルメディアネットワークです。ソーシャルメディアは、リーチを広げるためのチャネルとして、インバウンドマーケティングの主要なプラットフォームとなります。
Social Media Marketing
ソーシャルメディアマーケティング
ブランドや製品やサービスを宣伝するためにソーシャルメディアを使うことが、ソーシャルメディアマーケティングです。エンゲージメントを促進し、その結果としてビジネスを促進するために、それぞれのソーシャルメディアプラットフォームに合わせたコンテンツを作成することが中心になります。
Social Proof
社会的証明
社会的証明とは、社会心理学における規範的社会的影響の概念に基づき、人々が影響力のある人または社会に順応することを指しています。これは、ケーススタディ、顧客の声、レビュー、ソーシャルメディア、大企業のロゴ、データなどによってよく使われています。
Soft Bounce
ソフトバウンス
送信先の電子メールアドレスが有効で、受信者のメールサーバーに到達したにも関わらず、メールサーバーによって拒否されることが、ソフトバウンスです。メールボックスが一杯になっていたり、サーバーがダウンしていたり、メッセージサイズが大きすぎたりすると、ソフトバウンスすることがあります。
Software-as-a-Service (SaaS)
SaaS(サース)
SaaSは、インターネット接続とWebブラウザからデータにアクセスできるようにするソフトウェア配信方法です。このソフトウェアは、ソフトウェアベンダーが、サーバーやデータベースやアプリケーションのコードをホストし、保守します。ほとんどのSaaSプロバイダーは、サブスクリプションモデルで運用しています。
Spam
スパム
事前に承認を得ずに一方的に送信した電子メール、SMS、ソーシャルメディアのダイレクトメッセージなどが、スパムです。スパムはフィッシングとしてもよく利用されます。
Spider
スパイダー
検索エンジンがWebサイトのインデックスを作成するために、WebサイトをクロールするGooglebotなどのボットが、スパイダーです。
Subject Lines
件名
電子メールの件名は、電子メールが受信トレイに届いたときに、受信者が送信者名の後に最初に見つけるテキストです。件名は、電子メールを受け取ったときの第一印象となるので、受信者の注意を引く、簡潔で具体的な文章でなければなりません。
Sunset Policy
サンセットポリシー
エンゲージしていないサブスクライバーを識別し、引き続き彼らに電子メールを送信するかどうかを決定する方針が、サンセットポリシーです。サンセットポリシーを適用しないと、電子メールの開封率、クリックスルー率、コンバージョン率が低下し、ISPによってスパムと認定される可能性が非常に高まります。ですので、サブスクライバーをセグメント化し、電子メールの配信を望んでいる顧客のみに焦点を当てなければなりません。
T
Tags
タグ
HTMLやXMLなどのマークアップ言語で使われる開始タグと終了タグで組まれる要素を表現した記号のセットがタグです。また、Webサイトでの訪問者の行動データを収集するものや、一般的にはラベルを意味するものとして、タグという名称が使われることもあります。
Target Audience
ターゲットオーディエンス
製品やサービスに興味を持っている可能性が最も高く、リードから顧客へ転換する可能性の高い対象が、ターゲットオーディエンスです。ターゲットオーディエンスは、人口統計学や心理統計学や行動などに基づく具体的な顧客像です。
Thank you Page
サンキューページ
主にWebサイトで顧客の購入後に遷移するページが、サンキューページです。顧客への感謝の気持ちを示すだけではなく、次に何ができるかを詳しく説明する場としても重要です。また、追加購入を促すオファーを提供する場合もありますし、追加のコンテンツを示すこともできるため、ナーチャリング戦略において重要です。
Title Tag / Meta Title
タイトルタグ
Webページのタイトルを指定するHTML要素が、タイトルタグ(メタタイトル、タイトル要素)です。タイトルタグは見出しではなく、検索エンジン検索結果ページ(SERP)に表示され、Webサイトの使いやすさやSEO、ソーシャルメディアの共有に重要な要素です。タイトルタグは、Webページのコンテンツを簡潔、正確に説明するのがその目的です。
Top of the Funnel (ToFu)
トップオブザファネル(ToFu)
ファネル型のバイヤーズジャーニーの最初の段階で、訪問者またはリードはまだ情報収集をしていて、ファネルをさらに下に移動するように説得されない限り、顧客として最も見込みが薄い状態です。この段階の人は、自分が抱えている解決すべき問題をよく理解していない可能性があります。
Total Addressable Market (TAM)
獲得可能最大市場規模(TAM)
獲得可能な最大市場規模(TAM)は、製品やサービスが100%の市場シェアが達成された場合の潜在的な収益のことです。これは、新たなビジネスに投入すべき労力や資金を決定するのに役立ちます。現実的な収益成長目標を予測する場合には、獲得可能な最大市場規模を明確にしなければなりません。
Tracking Code
トラッキングコード
Webサイトへの訪問者の行動を確認するための、Webページに記述されたJavaScriptコードが、トラッキングコードです。オンラインキャンペーンでは、訪問者の行動を追跡することが、キャンペーンの効果測定に必須です。
Trade Show Marketing
展示会マーケティング
関連する業界の様々な分野からの参加者が来場する、イベントなどで製品やサービスを販売するマーケティング戦略が、展示会マーケティングです。展示会には潜在顧客が訪れるため、絶好のマーケティング機会となります。
Transactional Email
トランザクションメール
アプリケーションやWebサイトでの顧客のアクションに応じて送信される、自動化された電子メールが、トランザクションメールです。パスワードのリセット、アカウントの有効化、定期購読、注文、予約、サブスクリプションなどが含まれます。
Trigger
トリガー
あるアクション(イベント)に対して所定の処理(イベントプロシージャ)が起動するプログラミングスタイルが、イベント駆動型プログラミングで、このうちのアクション(イベント)がトリガーです。マーケティングにおいては、ブログの共有、モバイルアプリのダウンロード、ショッピングカートの放棄、契約の更新などが、トリガーとなります。
Twitterは、1バイト文字では280文字、2バイト文字では140文字の字数制限がある、マイクロブログサービスです。ユーザーがお互いにフォローし合い、投稿を共有して広く拡散できるのが特徴です。
Twitter Ads
Twitter広告
Twitter広告では、会話ターゲティングやリマーケティングによって潜在顧客を絞り込み、プロモーテッドツイート、ビデオ、カード、ブランドに分類される、20種類以上の広告を利用し、リーチを広げることができます。
U
Unified Customer Profile (UCP)
統一顧客プロファイル(UCP)
顧客のプロファイル、企業情報、リアルタイムの行動データなどを記録する、デジタルマーケティングのプラットフォームが、統一顧客プロファイル(UCP)です。
Uniform Resource Locator (URL)
URL
インターネットに展開済みのプロトコルを使用して取得できるオブジェクトの物理アドレスがURLです。要は、サーバー上のファイルを指定する仕様で、Webサイトのアドレス、あるいは、Webサイトにあるファイルのアドレスなどと表現されることもあります。Webブラウザのアドレスバーに表示されている文字列が、URLです。
Unique Selling Proposition (USP)
ユニークセリングプロポジション(USP)
製品やサービスを含めたビジネスが他とは違う独自の特徴を持っていて際立たせるものが、ユニークセリングプロポジション(USP)です。これは、潜在顧客にとってユニークで価値のあるもので、独自の強みを発揮している必要があります。
Unique Visitors
ユニークユーザー
Webサイトにアクセスした訪問者のうち、トラッキングCookieで監視された同一セッションのユーザーが、ユニークユーザーです。同一の人物でも、異なるデバイスやWebブラウザでアクセスした場合は1人とはなりません。また、プライベートブラウジングの場合も1人とはカウントされず、アクセスするたびに人数が増えます。従って、実際に何人の人物がアクセスしたかを計算するのは極めて困難です。
Urchin Tracking Module Tag (UTM Tag)
UTMタグ
Webサイトやモバイルアプリへ訪問した訪問者の最も正確な測定値を提供できるように設計されたGoogleのツールですが、Googleアナリティクスのユニバーサルアナリティクスプロパティとなり、これは廃止されます。現在はGoogleアナリティクス4プロパティとして再設計され提供されており、URLにパラメータを追加して、キャンペーンのトラフィックを詳細に分析するために使います。
User Experience (UX)
顧客体験(ユーザーエクスペリエンス、UX)
顧客体験(UX)は、製品やサービスを使用したユーザーのエクスペリエンスです。UXデザインは、顧客が何を望んでいるかを理解してデザインに組み込むことです。ユーザービリティテスト、ユーザーテスト、グループディスカッション、ユーザーインタビューなどを通して、製品やサービスを利用する顧客の行動が期待に沿っているかを確認し、調査の結果を製品やサービスの改善に反映していきます。マーケティングの目的は売上を増やすこと(コンバージョン)ですが、UXデザイナーの目的は顧客にとって最高のエクスペリエンスを構築することです。マーケティングあるいはセールス目的でのUXは、UXとは真逆のダークサイドに陥りがちです。
User Interface (UI)
ユーザーインターフェイス(UI)
ユーザーインターフェイス(UI)は、コンピューター、アプリケーション、Webサイトなど、ユーザーがデバイス上で操作しフィードバックを得る全ての要素です。直感的でナビゲートしやすく、使いやすく、ユーザーフレンドリーにすることが、UIの目的です。
V
Value Based Pricing
価値基準価格
顧客が認識した製品の価値に基づいて決めた価格設定が、価値基準価格です。価値に基づき価格を決めるためには、顧客がどのような製品特性を重視しているかを知る必要があります。
Value Features (Golden Features)
価値機能
顧客に最も価値を与える製品の機能が、価値機能です。企業がどの製品機能が顧客価値(カスタマーバリュー)を提供し、バリューギャップを埋めるのかを理解するのに役立ちます。また、このアイデアは、どの顧客が製品機能から価値を受け取っているのか、どの顧客がカスタマーライフサイクルの重要な段階でエンゲージされていないのかを知るためのメカニズムを提供します。
Value Gap
バリューギャップ
顧客が製品に期待することと、顧客が製品から受け取った、あるいは感じた価値との間の不一致が、バリューギャップです。
Value Proposition
バリュープロポジション
ターゲット顧客が製品やサービスを購入する理由を説明した声明が、バリュープロポジションです。この声明は、製品やサービスが彼らの問題をどのように解決し、彼らにどのような利益をもたらすかについての説明です。
Variable
変数
A/Bテストや多変量テストで、どのオプションが最も効果的に機能するかを判断するためのテストに使う変数には、ヘッドライン、CTA、広告コピーなどが含まれます。
Velocity Metrics
速度指標
企業が特定のマイルストーンを達成するのにかかる時間を表す指標が、速度指標です。これには、リードがサインアップから製品適格リード(PQL)になるまでにかかる平均日数や、企業が損益分岐点に達するまでにかかる平均月数などが含まれます。
Viral Content
バイラルコンテンツ
インターネットで、多くの人が何度もお気に入りにしたり共有したりコメントしたりして、ウィルスのように急速に広まり、大きな注目を集める記事やビデオなどのコンテンツが、バイラルコンテンツです。
Viral Marketing
バイラルマーケティング
バイラルとなる可能性のあるコンテンツを作成する手法が、バイラルマーケティングです。コンテンツが、怒り、苦痛、喜び、興奮、驚きなどの感情を呼び起こす場合、バイラルコンテンツとなる場合があります。
Vision Statement
ビジョンステートメント
企業が5年から10年程度の短期的に達成したいことを従業員向けに延べたものが、ビジョンステートメントです。ビジョンステートメントは、ミッションステートメント(事業分野、存在理由、目的、戦略)やバリューステートメント(優先すべき行動、信念)と組み合わせて使うことが多くなります。
Visitor to Signup Rate
訪問者サインアップ転換率
Webページを訪れた訪問者のうち、サインアップをした人の割合が、訪問者サインアップ転換率です。製品のサインアップ数をサインアップページへの訪問者数で割って算出されます。訪問者サインアップ転換率は、どれだけ効果的に訪問者を説得し、無料トライアルやフリーミアムにサインアップさせたかを示します。
W
Web Forms
Webフォーム
顧客に電子メールアドレスや電話番号などの個人情報の入力と送信を促すための、Webページにあるフォームが、Webフォームです。Webフォームは、顧客とやり取りしたり、購入情報を入力送信したり、サービスを受け取るために必要で、Webサイトに少なくとも1つのWebフォームが無いと、マーケティング活動が難しくなります。
Web Page
Webページ
ワールドワイドウェブ(World Wide Web、WWW)を構成するHTMLドキュメントが、Webページです。WebページはWebサイトを構成するページで、動的または静的があり、動的Webページはアクセスするたびにあるいは一定期間ごとに変更されるコンテンツが存在し、静的Webページは常に同じコンテンツを表示します。
Web Tracking
Webトラッキング
Webトラッキングは、Webサイトが訪問者の情報を識別して収集する方法です。Webサイトの所有者やトラッカーは、パーソナライズ、Webサイト分析、ターゲット広告などの機能を実装するために、Webトラッキングを行います。収集したデータは、UXやUIの改善を行うのに役立ちます。
Web Traffic
Webトラフィック
Webサイトを訪れたユーザー数が、Webトラフィックです。サーバーが、Webサイトのアクティビティを監視し、Webページにユーザーが訪問するたびに記録していきます(ヒット)。同一ユーザーが複数ページにまたがって行動する場合はセッションとなります。Webトラフィクを分析することで、どのページやコンテンツが注目されているかを評価できます。
Webhook
Webhook(Webフック)
アプリケーションがメッセージや情報を自動的に他のアプリケーションに送信する方法のひとつが、Webhookです。サーバー側アプリケーションから通知の必要が生じた時に、クライアント側アプリケーションのWebhookに通知します。また、クライアント側アプリケーションからは、サーバー側アプリケーションのエンドポイントURLを通じて利用します。
Website
Webサイト
ドキュメントであるWebページの集合体がWebサイトです。Webサイトは単にサイトと言うこともあります。同様に、Webページはページと言うこともあります。Webサイトは強力なマーケティングツールです。
Welcome Email
ウェルカムメール
ニュースレターのサインアップや、新規サブスクライバーや、商品の購入後に送信する電子メールメッセージが、ウェルカムメールです。一連の送信メールのうち、ウェルカムメールが最も読まれるので、極めて重要なマーケティングツールとなります。
White Hat SEO
ホワイトハットSEO
検索エンジンの品質ガイドラインに準拠し、スパム手法によらない検索エンジン最適化(SEO)が、ホワイトハットSEOです。潜在顧客に価値をもたらすコンテンツ、乱用しないキーワード、自然なリンク構築、オンページ最適化などの、正当で倫理的な手法によってSEOを行う手法です。
Wireframe
ワイヤーフレーム
Webサイトの構造を設計したものが、ワイヤーフレームです。ワイヤーフレームはUIデザインに不可欠で、ビジネスの目的を達成しつつ、ユーザーの期待と移動を考慮して、Webページにコンテンツや機能をレイアウトするために使われます。
Word-of-Mouth Marketing (WOM Marketing)
口コミマーケティング
購入の決断には、広告よりも家族や友人や知人の口コミのほうが信頼される傾向があります。そのために口コミを利用したマーケティングが、口コミマーケティングです。口コミマーケティングとユーザーの作成したコンテンツは密接に関連しているため、顧客にレビューを書いてもらうことは、口コミを促進するひとつの方法です。
WordPress
WordPress
WordPressは、プラグインで機能を拡張してブログを初め様々なWebサイトを構築するのに有用な、オープンソースのコンテンツ管理システム(CMS)です。ビジネスにおいては、コンテンツ作成と管理の能力が高く、世界で最も使われているWebサイト構築ソフトウェアとなっています。
Workflow
ワークフロー
ここで述べるワークフローは、はリードナーチャリングのワークフローのことで、マーケティングオートメーションソフトウェアに実装されている機能になります。キャンペーンの目的を設定し、対象のバイヤーを特定し、コンテンツをバイヤーズジャーニーの各段階にマッピングします。ワークフロー構築には様々な方法があり、各ワークフローを調整して最適化していくことで、インバウンドマーケティングの強力な資産となります。
X
XML Sitemap
XMLサイトマップ
検索エンジンにWebサイトのページリストを伝えるためのXMLドキュメントが、XMLサイトマップで、sitemaps.orgによって仕様策定されています。検索エンジンがWebサイトをより適切にクロールできるようにするために、検索エンジンにXMLサイトマップを知らせるのは必須です。
Y
Yahoo Advertising
Yahoo!広告
YahooとYahoo! JAPANとは経営母体が異なり、Yahoo! JAPANの広告プラットフォームは日本専用となっています。PPCの検索広告と運用型のディスプレイ広告があります。
YouTube
YouTube
YouTubeは動画アップロード・共有プラットフォームで、ソーシャルネットワークと見なしてターゲティング広告を掲載し、また、ビジネス用のチャンネルから潜在顧客とコミュニケーションができる、マーケティングプラットフォームでもあります。
YouTube Ads
YouTube広告
YouTubeで動画を見たり検索したりしている人々に広告を配信できる広告プラットフォームが、YouTube広告です。Google広告機能を通じて設定されますが、Google広告の有料検索広告やディスプレイ広告とは異なり、テレビ広告のような動画コンテンツ広告となります。
Z
Zero Data (Empty State)
ゼロデータ
製品にデータが存在しない場合、最初のサインアッププロセスで見込み客が目にするものが、ゼロデータです。例えば、まったくデータが投入されていない顧客管理システムなどです。これに対処するには、製品にデータを入力、アップロード、または統合するための手順を見込み客に案内します。