フリーランスが失業の危機

フリーランスが新型コロナ危機を乗り切るための5つのヒント

新型コロナウィルス(新型SARS、SARS-CoV-2、Covid-19)の蔓延と、世界中どこを見渡しても例のない、自民党やオリンピック関係者などを除く、一般市民へのPCR検査抑制とこれに伴う治療拒否政策をとり続ける自民党政権の政策(Withコロナ政策)は、市民生活や経済に甚大な悪影響を及ぼしています。

ニュージーランド、オーストラリア、台湾、中国などはウィルス封じ込めに成功し、人々が通常の日常生活を送ることができるまで回復していますが、これら成功しているアジア・オセアニア諸国の取り組みと日本とが大きく違うことは、大変残念です。

日本が行っている市民を見殺しにする不作為のしわ寄せは、勢い、労働市場の末端にいることの多い中小企業、フリーランスや個人事業主を含む小規模企業者にいきますから、地獄につながる道へ一歩足を踏み入れている感触をお持ちの方も多いことでしょう。

実際、「新型コロナウイルス感染症の中小・小規模企業影響調査(2020年7月)」によると、全国の中小企業・小規模企業者(個人事業主含む)の業績影響は、前年同月比でマイナス影響が発生・発生見込みの合計が75.9%(情報通信サービス業だけを見ても63.5%)と非常に厳しい数字となっています。

日本の場合、ごく一部の自治体、例えば和歌山県では、感染症の流行当初から自民党政権の方針に反して、徹底した感染症対策を行っていたり、パンデミックから1年を経過してようやく自主判断でPCR検査を実施し始めた自治体もありますが、自民党政権はワクチンの導入すらロードマップを示さず、医療従事者の2割しかワクチンを摂取しておらず、市民の接種率を見ると何と1%にすら満たず、世界から大きく遅れていることもあって、日本で新型コロナウィルスの流行が収束することは、永遠に無いように思えてきます。

長期に渡る新型コロナ(新型SARS)のパンデミックを乗り切るために、フリーランスが実践できるライフハックは多数あります。ここでは大きく5つのヒントをご紹介します。

危機的状況下でフリーランスとして生きていくための5つのヒント

  1. 健康を最優先とする
  2. 雑用を処理する
  3. 戦略を見直す
  4. テクノロジーを再検討する
  5. クライアントに確認する

1. 健康を最優先とする

人と近接することで感染の危険が大きくなるのが感染症ですので、仕事中は自宅に閉じこもることの多いエンジニアやデザイナーなど、情報通信関連のフリーランスには不幸中の幸いですが、いずれにしろ健康でいることが最も優先すべきことです。

自分自身を大切にしないと、よい仕事はできません。言うまでもありませんが、このパンデミックは、人々の生活に多大な混乱と破壊的ダメージを与えたとして、人類の歴史に残るでしょう。よって、どのような状況であっても、自分自身の健康と幸福を最優先にすることが重要なのです。

私たちは、家族、友人、取引先など、これまでにないほどデジタルで繋がっていますが、あえて電源を切ることが大切です。毎日の一定の時間は、スマートフォンやパソコンの電源を切って、ひとりで外を散歩するのもいいでしょう。気を休める時間をルーチンとしてスケジュールに採り入れましょう。

自分のための時間をつくることで、より仕事に集中することができ、タイムマネジメントを積極的に活用しつつ、家庭での生活やビジネスに適した仕事の計画を考えることができるようになります。

2. 雑用を処理する

本業に取り掛かる前に、周辺タスクを処理する時間をとるとよいです。細かい雑務もしなければならないのはフリーランスの欠点のひとつですが、これらを片付けてしまえば、新型コロナウィルスの影響から、将来に渡ってビジネスを守っていくことに集中できます。

経理を確認する
会計ソフトを使っている場合も、誰かを雇ったり会計事務所に依頼して帳簿をつけている場合も、ある程度の時間をかけて自分の会計を確認しましょう。すべての経費を記録しているでしょうか。税金は申告しているでしょうか。必要のない製品やサービスに経費を使っていないでしょうか。
バックアップする
仕事の成果物のバックアップは必ずしなければなりません。外部ハードディスクドライブにミラーリングしたり、クラウドにデータを同期しておくなどしておきましょう。ファイルをすべてバックアップしておかないと、パソコンやハードディスクが突然故障したとき、全てを失います。
タスクを整理する
プロジェクト管理ツールは、管理業務を計画・整理しなければならないフリーランスにとって、とても有効なツールです。カンバンボードが備わっていると、ワークフローを視覚化でき、タスクを整理しやすくなり、スケジュールやリマインダーを設定するのに役立ちます。
カンバンボードのAsana
Asanaのポートフォリオ機能

3. 戦略を見直す

業界によっては、フリーランスの仕事需要が大きく減っている場合があります。特に、人と接する仕事の場合は、間違いなく壁にぶつかっているでしょう。

一方、オンラインで仕事をしているフリーランスの方は、なんとか持ちこたえている場合もあります。むしろ、人員削減や社内での予算を絞るために、フリーランスの需要が増しているケースも少なくはありません。

前者の方は、今後のビジネス戦略をどのようにシフトしていくか、本気で考え、取り組まなければなりません。トレーナーはZoomでのオンラインレッスンを行い、飲食業はテイクアウト、デリバリーに力を入れたりしています。

すべてのフリーランスに当てはまる完璧な解決策はあり得ませんが、ビジネス戦略を転換する余地は確実にあります。例えば、専門的すぎる小規模の仕事を減らし、より一般的な仕事を引き受けるようにしたり、オンラインでの仕事獲得に注力したり、先払いの場合は半額で仕事を受けるなどの、思い切った工夫が必要でしょう。

4. テクノロジーを再検討する

フリーランスでしたら、プロジェクト管理ソフト、会計ソフト、電子メールマーケティングソフトなど、ビジネスを運営するために、様々なツールを利用しているかと思います。これらの利用料金を合計すると、経費に占める割合が大きくなっている可能性がありますので、使っているソフトを見直してみるのはいかがでしょうか。

新型コロナウィルスは世界的に影響を与えていますから、海外のソフトウェアでも、値下げやキャンペーンを行っている場合がありますし、現在使っている機能が無料で使えるリモートツールがある場合もありますので、改めて調査してみるのによい機会です。

今現在、自分にとって必要なテクノロジーはなにかを考えましょう。仕事内容が変わり、オンラインでクライアントと頻繁に会議をするようになった場合は、必要な機能を犠牲にしない範囲で予算に見合ったビデオ会議ソフトが必要になります。

Zoomの料金プラン
中国サーバー経由が問題となったZoomの無料プランでは、経由サーバーを選択できません。

5. クライアントに確認する

フリーランスは本来の仕事の他に、優れた営業スキルが必要です。営業を雇っているのであれば別ですが、そうである場合は、雇用や外部委託の面においても再検討が必要でしょう。

セールスは、スキルアップも兼ねて、自分で行うのが最善です。販売の見通しを立てる方法を身に着けておくほうが、将来的に役立ちます。ひとつの業務だけを深堀りするのではなく(もちろん、本業のスキルがプロフェッショナル・レベルであることは大前提ですが)、他の分野を幅広く学ぶのは、任天堂の横井氏の例のように、本業にもよい影響をもたらすでしょう。

新規開拓営業だけではなく、既存クライアントに対しても、仕事がないか、何か役立つことはないか、新たな問題が生じていないか、要望が変化していないかなどを確認します。というのも、先に述べたように、解雇や休職などにより人員不足のため、また、サービス内容が変化したため、誰かの手を借りたいと考えている場合もあるからです。これはフリーランスにとっては願ってもないチャンスです。

事前にポートフォリオを見直し、最新のものになっているかを確認しましょう。相手がすでに知っているスキル以外に自分がどんなスキルを持っているか、特定の問題を解決するためになにができるか、そして料金を、明確に提示します。

最後に

フリーランスは身軽なゆえに、状況の変化に柔軟に対応できることが長所であり、重要なことです。今の状況がこれまでにないほど厳しいものであるとしても、現状に合わせてビジネスの軸足を変え、そしてビジネスを最大化していくモチベーションを高めるためにも、上記をヒントにするなどして、スタートを切ることが大切です。

芦屋 十貴夫

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あしやときおと申します。Webプログラミング、Webデザイン、マーケティングを生業としています。